さて、ジムを続けるための心得について、
私なりに考えてみたいと思う。
私の知人は、ヨガ教室に通っているそうだが、
ジムには行っていないそう。
どうやら、その知人の友達が、
「ジムって、どうしても休みがちになり、そのうちに行かなくなる」
と言っているのが、理由のよう。
その話を聞いた時、「では、私はどうしてジム通いが続いているんだろう?」
と疑問に思った。
単純に、エアロビクスが楽しい、というのもある。
また、月謝を無駄にしたくない、というのもある。
でも一番はやっぱり、ジムを休むと体が重くなり、
小学生の二人娘に付き合う体力が維持できない、というのだと思う。
どの分野でもそうであるように、
「どうしても、しなければならない」という必要に迫られることが、
一番の続く理由のように思う。
でもたいていの人は、そんなに必要に迫られる理由はないかもしれない。
ではどのようにしたら、ジムを続けられるのだろうか。
実は私は、「ジムは続けなくてもいい」と思っている。
気が向いた時に行き、辞めたくなったらやめる。
そしてまた、やっぱり行きたくなったら始める。
それでいいと思っている。
私の今までのジム経験は、独身時代に一年ちょっと、
最近になって別のジムで再開して二年ちょっと。
トータルで3年以上は通っている。
独身時代は週一回、最近は週4,5回は通っている。
行きたいときに、エアロビクスやプールを楽しんできた。
あくまでも趣味ですから、あんまり頑張らず。
いつも、ぼちぼち、やっていた。
もしも、ずっと休んでばかりで月謝がもったいない、と思ったら、
休会なり、退会なり、すればいい。
そしてまた、気が向いたら、ふたたび入会すればいい。
大切なのは「続けなければならない。一度辞めたら、もう二度と再入会できない」
という考えに縛られないことではないか、と思っている。
例えば、ひと月7000円のジム会費ならば、
10回通えば、一回あたり700円だが、
5回通うだけなら、一回あたり1400円。
もしも毎月5回しか通えていなかったら、毎回1400円かかってしまう。
それが続くと「もったいないから退会して、すっかりやめてしまおう」
と言う人も少なくないのではないだろうか?
私もある程度、そういう計算はする。
カレンダーに〇を付けて、今月は何回通ったかな、と数えて励みにしている。
でもその時に「今月は7回しか行けなかったな」という月があっても、
あまり気にしないようにしている。
毎年夏休みなどは小学生の二人娘がいるため、丸々ひと月一回も行けない。
でもそれさえも、あまり気にしないようにしている。
なぜなら、もうひとつ、心得ていることがあるから。
それは「一年に77000円の年会費を払っているけど、
これは健康を維持するためのお金」と思っているから。
少し大胆な言い方をすれば「77000円で、健康になるなら安い」
という気持ちで年会費を支払っているのだ。
二人娘が小さいので、何としても長生きして健康でいたい。
そのためのジム通いなので、目的は、
「月に10回のジム通い、ではなく、一年を通して健康でいること」なのだ。
毎日ジムに通うことで、周りの人や職員さんに刺激を受ける。
そうしたすべての事柄が、自分を健康へと導いてくれるように思うのだ。
宿題って、なかなかはかどらないけど、
学校に行けば自然と勉強するスイッチが入る。
そんな感じ。
要するにジムというのは「健康になる」ことが大切なのであって、
ジムの優等生、皆勤賞を目指す必要はないと思っている。
「健康になる」ということが達成されるなら、
極端な話、ひと月3、4回でもいいと思っている。
雨の日や寒い日は、家でテレビを観ればいいし、
暖かいお天気の日には、ジムに出かけて運動すればいい。
私の「ジムを続けるための心得」は、
「〇〇せねば、ならない」という窮屈な考えを捨てること。
そして「目的は、健康になること」だと理解しておくこと。
それに尽きるように思う。
あくまでも私の考えだが。
もし参考にしていただけるなら、幸い。
誰かに強制されているわけではないのだから。
ゆるっと、ジム通いすればいいかな、と思っている。