冬菜かしこの「ジムと畑とボランティア」の日々

二人娘は小学生、アラフィフママのどたばたな毎日の記録。

【ジム】苦手なコーチの対処法

ジムには、相性の悪いコーチがいるものである。

それは、なぜか。

コーチとは、とても個性的な面々が集まっているから。

そういうことである。

 

よくよく考えてみてほしい。

 

どんなに、ヨガが好きで、得意でも、

30人、40人の会員を前にして、

「はーい、次は〇〇のポーズですー」

と、言えるだろうか?

 

どんなに、エアロビクスの大会で賞を取ったからと言って、

30人、40人の会員に、

じーっと動きを見られながら、

「右に移動して、ステップ踏んでー」

と、言えるだろうか?

 

私には出来ない。

そんなことは到底出来ない。

そのプレッシャーに耐えられるだけの心臓を、

私は持ち合わせていない。

 

そういうことである。

 

であるから、コーチとはそういうのも大丈夫な

強者たちが集まるので、

個性的になるのである。

そして当然、個性的なコーチが大勢集まれば、

全員が自分と相性がいいなどとは、

ならないのである。

 

それでは、「このコーチ、会わないな」

となれば、どうすればいいのか?

選択肢は2つである。

自分が順応して、

相手に合わせるか。

自分は合わないと見切りをつけて、

よそにいってしまうか。

そのどちらかである。

 

かと言って、すぐにすぐ、

どちらかを選択しなくてはならない、

というわけではない。

様子見をしたっていいのである。

 

例えば、最初はひとまず、

苦手なコーチでも、

レッスンに入ってみる。

やっていくうちに慣れてくるかもしれないし、

やはりだめかもしれない。

でもそれは、やってみなければ分からない。

 

一度や二度の相性の悪さで、

さっさと離れる人もいるだろうし、

五度六度とやってみてようやく、

これは駄目だと判断する人もいるだろう。

それは自分で決めたらいい。

人に聞いても分からない。

 

この時に心得てほしいのは、

「今」の自分だけが、

相性が合わないのだ、ということ。

つまり、

「将来」の自分は、

相性が合うようになるかもしれない、ということ。

 

私は苦手なコーチがいたので、

最初は行かない選択をした。

そのうち、エアロに慣れてきて、

多少は上達したので、

苦手なコーチのレッスンに入った。

しばらくは、なかなか楽しくやっていた。

がしかし、コーチの叱咤激励に

いつまでたっても馴染めない、と判断し、

再び、行くのをやめた。

「他のコーチのエアロでええやん」

てなものである。

 

このように、いくらでも軌道修正していけばいい。

苦手なコーチになじめなくても、

何ら気にすることはない。

 

コーチがいけないのだとか、

自分が未熟だとか、

考える必要などない。

 

要は相性の問題。

苦手なコーチのレッスンはパスして、

ランニングマシーンしたり、

マットで自主トレしたり、

ベンチで休憩したり。

 

あるいは、

時間をずらしたり、

休む日にしたり。

いくらでもやりようがある。

 

とにかく。

自分のストレスを増やすことは

しないほうがいい。

 

私達会員にとっては、コーチは大きな存在だが、

コーチにとってみれば、

たかが一人の会員である。

いちいち構ってなどいられないだろう。

そんなものである。

 

「スポーツジム」という空間の中では、

コーチはとても大きな位置にいる。

だから、私たちの心に大きく影響する。

でも、ジムは単なる、趣味、なのだ。

そこに、神経をすり減らすことはないと思う。

 

ジムはお金を払って、

健康になりに行っている場所。

わざわざストレスをために行く必要は、

無いと思っている。

 

「自分の気持ちファースト」

で行けば、いいんじゃないでしょうか?

私はそう思っている。