冬菜かしこの「ジムと畑とボランティア」の日々

二人娘は小学生、アラフィフママのどたばたな毎日の記録。

【ジム】専業ジム、要注意

今回は、専業ジム、と銘打ってみた。

その心は、「専業主婦」+「ジム」=「専業ジム」

ということ。

つまりは、専業主婦で、ジムのみが決まった予定事、だという人のことである。

 

かつて、私も専業ジムであった。

なぜなら、子供が小学生であるし、周囲に子供を預けられる親戚など

いなかったからである。

仕事をするには、どうしても、夏休み、冬休み、など、

長期休暇がネックになる。

朝から晩まで、小学生二人きりの留守番にするには、

少々たよりない感じの我が娘達。

というわけで、仕方なくの専業主婦。

 

それはそれで、最初はまあ楽だなと思って続けていた。

しかし、専業主婦も13年目を迎えた頃。

「あーあー、専業主婦、飽きちゃった」

となった。

そして、現在、アルバイトを始めたのである。

その結果、ビフォーアフターでどう変わったのかを説明したい。

 

まず、専業主婦だったころ。

私は毎朝決まった時間にジムに通っていた。

私自身も、以前からジムに通っていた常連さんたちも、

向こうもこっちも、時間がある身である。

当然ながら、お互いに、ちくいち行動が気になる。

今までは何でもなかったことでも、

いちいち気になるのである。

それは、いわゆる暇だから。

 

例えば、あの人はどうしていつも、派手なウエアを着ているのだろうか?

運動しに来ているのに、そんなにおしゃれする必要が、あるのだろうか?

ごく普通のウエアで運動すれば、いいのではあるまいか?

などである。

相手にしてみれば、放っておいてくれよ、である。

誰かに迷惑かけたわけでもないんだし、

構わんでくれよ、である。

しかし、私は気になっていた。

なぜなら、とても、とっても、とっっっても、暇だったから。

他に、興味の対象がないのである。

 

もちろん、声に出しては言えない。

言えるはずもない。

「あなたのウエア、派手だよ。もっと普通のでいいんじゃない?」

な、ど、と。

言えるはずもない。

しかし、心ではちょっとだけ、思っていた。

「運動しにきてるんだから、もっと普通にしようよ」と。

本当に余計なお世話である。

あの人はどうのこうの、この人はちょっとどうのこうの、とか。

余計なお世話、だっていうのは分かっているのにね。

やめられないんだよね。

 

そうして自分の事を振り返ると、

周囲の面倒な人たちの事も、

だんだんに分かってくる。

「要するに、みんな、みーんな、みーーーんな、暇なんだよね」

だから重箱の隅をつつきまくるんだよね、と。

 

今現在。

「皆暇だから、あれやこれや、いいたいんよね」

と俯瞰して考えられるのは、

自分の生活が少々変化したから。

週に3日ほど、ちょっとしたバイトに行き始めたから。

 

ジムなど、気分転換以外のなにものでもない。

だから多少の事は放っておく。

だって、ジムに気を取られたくないから。

今一番気を遣うのは、バイトだから。

ジムは少々嫌味言われても、大したことはないと、

思えてくるのである。

 

つくづく、なにごとも、自分の気持ち次第なのだなあと思う。

今は、不定期にジムに行くので、

嫌味な態度の人もいない。

相手もさして相手にしなくなってきた。

だって、たまにしか会わない同士だから。

 

結局、面倒くさい人間関係は、

密な関係だったりするのだろう。

少し緩い関係なら、そこまでの干渉はないのかもしれない。

そう思うと、それが分かっただけでも、

バイトを始めたことが無駄ではなかったような気がしてくる。

 

専業主婦の人は、どうか、いろいろな趣味なり、用事なり、

作ってくださいね。

あまりにも暇だったら、

少々きつかったりしますよ。

あくまでもジムは息抜き。

それを忘れなければ、楽しいジム生活が待っている気がします。

 

一緒に楽しく、ジムをやっていこうよ!