冬菜かしこの「ジムと畑とボランティア」の日々

二人娘は小学生、アラフィフママのどたばたな毎日の記録。

【書評】最近読んだ本、11月

今月はあまり本を読まなかった。

なので、こんな感じ。

この本は、50代ならではの、

あるあるが詰まっていた。

体力が落ちて、そろそろ、子供も巣立ち、

といったふうである。

そこで、片付けをする、平屋に住む、健康やけがに注意する、など。

分かってはいるものの、人に言われると、

そうだよね、と改めて身を引き締めることが、

たくさん書かれていた。

うなづきながら読んだ本だった。

 

この本はちょっと、私より年配の方向けだが、

それでも今から準備することは大切かも、と思った。

肩ひじ張らずに、自分の気持ちと体力に正直に、

そして興味のあることに前向きに、

好奇心とともに生きていく、

という姿勢が書かれていて、

楽しく読めた。

素の自分を知り、好きになる。

それが大切かなと思わせてくれた。

 

この本は何が良かったかって、

「そう、そう!」が多く詰まっていたのだ。

例えば、S字フックはゆらゆらして、かけにくい。

マワハンガーは、ずりおちないから、とりにくい。

同じ入れ物を並べると、全部同じで、中が分からない。

などなど。

結局自分に合う方法でするのが一番かな、

と改めて思わせてくれた。

漫画の部分がかわいいので、癒される。

 

この、人前では開きにくい本のタイトル、

そのままの内容だった。

実家に寄生する、金の無心をする、暴言を吐く、宗教にはまる。

読めば読むほど暗い気持ちになる。

と同時に、どこの家でも、いっときは、

こんな問題の一つや二つ、あるのでは、

と思ったりもする。

仲が良くても、親が年を取れば、介護があり、

親が亡くなれば、相続がある。

いろいろ面倒を見ていた親が、

面倒を見られなくなった時、

兄弟の形が変わることもある。

結局、「兄弟は他人の始まり」なのかもしれない。

だとしたら、「親しき中にも礼儀あり」なのだろう。

それを心得ておけば、

過度な「仲良し兄弟神話」に悩まされることもない気がする。

兄弟って、難しいなと思う。

 

とまあ、今回はこんな感じかな。

読書数が少ないのは、ドラマを観すぎたせいかもしれない。

うーん、反省。

12月に期待、だな。