今月はあまり本を読まなかった。
なので、こんな感じ。
この本は、50代ならではの、
あるあるが詰まっていた。
体力が落ちて、そろそろ、子供も巣立ち、
といったふうである。
そこで、片付けをする、平屋に住む、健康やけがに注意する、など。
分かってはいるものの、人に言われると、
そうだよね、と改めて身を引き締めることが、
たくさん書かれていた。
うなづきながら読んだ本だった。
この本はちょっと、私より年配の方向けだが、
それでも今から準備することは大切かも、と思った。
肩ひじ張らずに、自分の気持ちと体力に正直に、
そして興味のあることに前向きに、
好奇心とともに生きていく、
という姿勢が書かれていて、
楽しく読めた。
素の自分を知り、好きになる。
それが大切かなと思わせてくれた。
この本は何が良かったかって、
「そう、そう!」が多く詰まっていたのだ。
例えば、S字フックはゆらゆらして、かけにくい。
マワハンガーは、ずりおちないから、とりにくい。
同じ入れ物を並べると、全部同じで、中が分からない。
などなど。
結局自分に合う方法でするのが一番かな、
と改めて思わせてくれた。
漫画の部分がかわいいので、癒される。
この、人前では開きにくい本のタイトル、
そのままの内容だった。
実家に寄生する、金の無心をする、暴言を吐く、宗教にはまる。
読めば読むほど暗い気持ちになる。
と同時に、どこの家でも、いっときは、
こんな問題の一つや二つ、あるのでは、
と思ったりもする。
仲が良くても、親が年を取れば、介護があり、
親が亡くなれば、相続がある。
いろいろ面倒を見ていた親が、
面倒を見られなくなった時、
兄弟の形が変わることもある。
結局、「兄弟は他人の始まり」なのかもしれない。
だとしたら、「親しき中にも礼儀あり」なのだろう。
それを心得ておけば、
過度な「仲良し兄弟神話」に悩まされることもない気がする。
兄弟って、難しいなと思う。
とまあ、今回はこんな感じかな。
読書数が少ないのは、ドラマを観すぎたせいかもしれない。
うーん、反省。
12月に期待、だな。