冬菜かしこの「ジムと畑とボランティア」の日々

二人娘は小学生、アラフィフママのどたばたな毎日の記録。

【ジム】エアロ中級コーチの言葉

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さて、先日の金曜日の朝のこと。

いつものように一人で、ジムのエアロ中級のレッスンに行ってきた。

 

慣れたつもりだったエアロ中級だったが、

何回かしてみると、毎回違う動きが出てきて、

「やはり中級は難しい」ということを感じた。

それでも、難しいことに挑戦できることに、

ちょっとした期待も感じた。

成長することへの楽しさだね。

そんなレッスンの最後、コーチがこんな言葉を言われていた。

 

「自分の扱える以上のものを、持たないようにしてください」

 

その言葉は、なぜか私の心の中に、すっと入り込んできた。

 

その後の言葉の続きとして、

「ジムに、フライという重いものを左右に動かす器械がありますが、

自分の扱える以上の重さのものを持ってしまうと、

たまに、肩の骨が外れてしまう方がおられます。

そうしたことがないように、あまり無理をしないで、気を付けてください」

とのことだった。

 

要するに、重いものを持つときは気を付けましょう、とのこと。

でもなぜか私には、最初の言葉が強く胸に突き刺さった。

なんだか、ジムの中の話だけではなく、

人生における金言のように心に響いたのだ。

 

私は現在、ジムと畑と小学校の各種ボランティアと、

実家の家事手伝いと、小学生のママをしている。

わりと毎日忙しくしている。

それに加えて最近では、ブログまで始めてしまった。

 

「一日は24時間しかないのに、いろいろ、したいことが多すぎるー」

と思っていた矢先。

読書する時間が短い、ピアノの練習する時間がとりづらい、

もっと二人娘と遊んであげたい、などなど。

どうしたらいいのかと、困っていた矢先で。

 

「自分の扱える以上のものを、持とうとしているのではないか?」

と、ふと、自分に問うている私がいた。

そんな中、金曜日の午後から、体調不良になった。

 

昼食後、何時間もお布団の中で眠って、体を休めていると、

どうしてもせねばならないことなど、

それほど多くはない、ということに気が付いてきた。

私でなくてもいい、ということが、

意外と多いことに気が付いた。

 

自分ばかりが頑張って、頑張って、

私は一体、何がしたいのだろうと思った。

 

結局、自分と自分の近しい人たちが笑顔でいることが大切なのだと、

そんなことに気が付いた。

そうならば、あれこれと肩ひじをはっていかなくても、

いいのかもしれない。

 

頑張って、頑張って、

でも、出来ないことがあっても、

それはそれで、なんとかなるんじゃないかと、思えてきた。

 

ジムに行けない日があっても、

畑仕事が出来ない日があっても、

ボランティアに行けない日があっても、

読書やピアノが出来ない日があっても。

 

出来るものだけをして、

「今日はお休み」の日があっても、

そういうことも受け入れていこうと思った。

 

風邪で体調が悪くなって、

一日半もの貴重な時間を無駄にしてしまったけれど。

この「お布団で寝込んだ時間」が私に、

「頑張らないこと」を教えてくれたように思う。

 

自分の扱えるものを持って、

これからも頑張りすぎないない日を、

精一杯過ごしていこうと思っている。

 

たまには、寝込むのも悪くないかも、と思ったりした。

主人にはご迷惑をかけてしまったが。

けがの功名かなと、思ったりしている。