先日、朝イチから、張り切って一人でジムに行ってきた。
最近は金曜日のミドルも行ける時は行っている私。
うーん、頑張ってるわー、と。
誰もほめてくれないので、
毎回自分でほめるようにしている。
さて、いつもより5分、家を出るのが遅くなり、
そのため「スタジオ入りのための順番待ち」の列の1番ではなく、
3番になってしまった。
いつもは一番前なので、後ろの事は全く気にせず読書しているが、
今日は前に並んでいる2人が、
どうしても目に入ってしまった。
「静かに立って待ってください。
荷物を置いての場所取りはしないでください」
と書かれた紙の上に座り、
二人の女性は思い切り座って順番待ちをしていた。
そのうち立つのかな、と思っていたのだが、
なかなか立とうとしない。
普通に座ってしゃべって待っている。
私は職員さんに目を向けて、
気づいてくれないかなと思ったのだが、
全く分かってもらえず、
結局そのまま時間が来て、
スタジオに入ることになった。
スタジオに入ってから、
自分のスペースに荷物を置いて、
受付に向かった。
すると途中で職員さんがいたので、
その方にお願いをすることにした。
「座って順番待ちをする人がいるが、
座ってもいいのでしょうか。
座ってもいいのならば、
注意書きの紙にそう書いていただけますか?」
職員さんは一通り聞いた後、
「順番待ちは、立ってすると思います。
ちょっと確認しておきます」
と言って下さった。
でも。
しばらくして、その職員さんは、
あろうことかスタジオ内で私に話しかけ、
「やはり、順番待ちは立ってしてください。
座っている方がいたら、
声をかけるようにしますので」
と言われた。
私のすぐ前のスペースには、
さっき座って順番待ちした人がいるというのに。
ひやひやして、気が気ではなかった。
なんとなく、理屈が通りにくそうな雰囲気のお二人だったから。
空気が悪くなったらどうしよう、
と小心者の私が顔を出す。
一応気が付かなかった様子で、
お喋りに夢中になっていたので、
ひとまず胸をなでおろしたのだが、
本当に心臓に悪かった。
職員さんに対して、
「どうして、そういう、配慮のない言動するの?」
とぷん!と怒り、
「でも、自分の言ったことに間違いはないし」
と少し納得もし。
座っていた二人に対して、
「どうして、そういう、ジムのルール違反するの?」
とぷん!と怒り、
「でも、知らなかったのかもしれないし。
立って待つのも面倒くさいだろうし」
と少し納得もし。
もやもやした思いを抱いて、
どうしてこんなに、すっきりしないのかと自分に問うと、
最終的に行きつくのは、
「家を5分遅く出た自分」
によって、すべてが始まっているように思えてくる。
今日のエアロは中級クラス。
たまにしか出ないこのクラスで、
なかなか思うように踊れない自分がいる。
コーチが止まれば、私も思いっきり固まる。
「静止」と言う言葉がぴったりな、
気持ちいいくらいの「ぴたっ」と感。
レッスン前にそんなことがあった今日は、
仕方ないと思いながら、
ちょっと情けなくもなってくる。
「どんな事象も、100パーセント、周りのせいではない。
1パーセントくらいは、自分にも原因がある」
と聞いたことがある。
ぎりぎりの時間に家をでることがないように、
私自身も気を付けなくちゃ!と思った日だった。