冬菜かしこの「ジムと畑とボランティア」の日々

二人娘は小学生、アラフィフママのどたばたな毎日の記録。

【ジム】中級コーチに苦手意識

中級エアロのレッスン、苦手。

 

ちょっと考え事があり、レッスンに全力で集中できておらず、

なかなかついていけなかった。

すると、中級のエアロのコーチがみなさんにげきを飛ばすのが、

少々私の心に、ぐさっときて、

ヤル気スイッチがオフになってしまった。

あーあー。

 

このコーチがいつも、どちらかといえば、強めに叱るようにして、

みなさんを奮い立たせようとするタイプのコーチでして。

それは分かっていたのでいつもは、

「そうです、そうです、私たちが出来ないのがいけないんですよねー」

と言う感じで、聞き流していたのだが、

先日は考え事をしていたのもあり、

聞き流すことができなかったのだ。

 

「そこまで言わなくってもいいんじゃない?」

と思い始めて。

そう思い始めたら、もう止まらなくて。

だんだん、エアロもやる気なくなって。

気が付いたら、手も足も、だらだらのエアロになっていた。

 

「これは、あかん。やる気なさすぎ」

頭では分かっているものの、

一度投げやりになった気持ちが戻ることはなく、

そのままだらだらで、時間終了となった。

 

「こんなふうにしか出来ないなら、しばらくこのコーチのレッスンは

お休みしよう」

と決めた。

ところが、今日の初級エアロのコーチがお休みで、

代打で中級のコーチが入っていた。

 

「え?またこのコーチ?」

暗い気分のまま、

休もうか、出ようか、しばらく悩んで、

結局出ることにした。

折角来たのだから、ピラティスだけより、

エアロも出席した方が、体力増進のためにはいいだろうとの判断だった。

 

今回はいつもよりかなり後ろの端で、

コーチにはあまり見えないだろう位置。

なので「ここなら、もしだらけてもいいだろうから」

ということも考えていた。

そして、いざレッスンへ。

 

一度始まってしまえば、

それはそれで、なんとか体は動いてくれた。

中級とは違い、初級なので、コーチのげきも

そこまで過激ではない。

多少の「なにやってんの」的な発言があったものの、

なんとかやり過ごせる範囲で安堵した。

 

しかし。

時間がたつにつれて、だんだん、コーチ本来の厳しい一面が出始めて。

結局、「これ以上いたら、またもやっとするな」

と判断して、開始30分で、残り15分を切り上げて、

早々に退散することにした。

 

逃げることが習慣になってはいけない。

という気持ちと。

不愉快な気分をわざわざ選ぶ必要はない。

という気持ちと。

そのはざまで私が下した今日の判断は、

「途中まで参加。そして早退」というもの。

これが最良の判断かと問われれば、

「微妙です」ということかもしれないが、

ひとまず、

逃げもせず、無理もせず、折衷案ということで、

ひとまず、決着をつけた。

 

どんなこともそうかもしれないが、

答えは一つではないのかもしれない。

自分にとって最良の答えが、

どうやったって、見えない時もある。

そんな時は無理せず、

「今はこの選択。最良でなくてもいい」

と分かっておくことが大事なのかもしれないと、

思ったりしている。

 

日々の生活の中でも、

「苦手なこと、苦手な人、苦手な時間」

いろいろな、ままならないことが、たくさんある。

その中で自分がどのようにふるまっていくのか。

最良の選択が出来なくても、

「それでよし!」と腹をくくるのも、

それも大事なのではないかと思ったりするのだ。

 

たかだか、私のような小さな存在の、小さな人間。

さほど思い詰めずに、ほんのすこしのユーモアを持って、

日々を過ごしていきたいなと思う。

たかが自分。

されど自分。

完璧な人生などないのだと、

まずはそれを肝に銘じて。