冬菜かしこの「ジムと畑とボランティア」の日々

二人娘は小学生、アラフィフママのどたばたな毎日の記録。

【ジム】個人的に、プール開き

先日、4月に入り、二人娘も本格的に新学年が開始したので、

私も通常のジム通いを再開した。

 

昨年同様、朝イチからジム入りし、

30~40分のレッスンを2コマこなし、

そのあと、プールで泳ぐ。

今日は今シーズン初プール。

個人的にプール開きとした。

 

いつものセパレートの水着に、

鼻部分を補強して使っている水中メガネ、

10年前のジムで買ったプール帽子。

昨年と何も変わらない用品だが、

やはりプールに入るというだけで、

テンションは上がる。

 

スタジオのエアロで汗をかき、

そのまま水着に着替えてプールへGO!

この時期は、冬のような暖かい温水ではなく、

わりと低めの温水なので、

すこし肌に寒さを感じる。

でもエアロで熱くなった体には心地よく、

初心者用の20メートルプールの半分ほどを泳げば、

わりと体が水温に慣れてきてくれる。

 

以前、テレビでマラソン高橋尚子選手が、

「マラソンの練習って、何を考えながら走るか、って考える事が困る。

練習時間が長いから、考えることがなくなってくるから」

と言っていた。

それと同様に、水泳も基本、同じ動作の連続なので、

泳ぎの最中は何を考えようかと思いを巡らす。

そして大体、その時の悩み事などを、

延々と、グルグルと、考え続けている。

 

昨秋はずっと、実家の介護の事を考え続けて、

兄弟への不満やら、実家の母の心配事やら、

なんだか、うだうだと悩みながら泳いでいた。

 

それでも、ずっと昔に兄が言っていた通り、

「運動して体を動かしていた方が、頭がよく働く」

というのは本当で、

あれこれ悩んでいたことが、リセットされるのだ。

 

今日も今日とて、

「私のブログ、誰も読まないし、やる意味あるのー?」だとか、

「夏野菜の苗の季節だけど、市民農園も庭の花壇も、

空きスペースがあんまりないけど、どうするのー?」だとか、

「最近、体のだるさがずっと残るー」だとか、

あれやこれやと考えながら、クロールをしていった。

 

たぶん、答えが必要なわけではなく、

ただ、頭の中のものを、いったん吐き出したいのだと思う。

外に言葉を発しているわけではないけれど、

ぼんやりした思いを、きちんと頭の中に吐き出すことで、

頭の中がすっきりし、心が軽くなるのだと思う。

 

私は以前、自分に課題を課していた。

何十分泳いだら、とか、

何往復したら、とか。

でも最近は、「泳ぎたくなくなるまで」と決めて、

とことん泳ぎ切るようにしている。

 

今の自分の課題を吐き出しながら、

右手をかき、左手をかき、両足をばたつかせ、

ひたすらに前へ前へと進んでいく。

 

そうすると、不思議なことに、

時間を決めているわけではないのだが、

だいたい20~30分ほどでひと段落し、

「これで終わり」となる。

そして頭の中は、まあまあ、すっきりしている。

 

いくら、むしゃくしゃした気持ちになったとしても、

さすがに、昔の青春映画のように、

大声で叫びながら砂浜を走ったりはしない。

でも、ジムのプールでいろいろ考えながら、

ひたすらクロールで泳いでいると、

同様の効果があるのかもしれない。

やはり、煮詰まった時には体を動かすのが、

いいのかもしれないね。

 

これから日ごとに暑い日が増えていくと思う。

プールの底のゆらめく光を楽しみながら、

のんきに泳いでいこうと思う。

クロールしたり、背泳ぎしたり、平泳ぎしたり。

誰にせかされるでもない、自分だけの自由な時間。

 

少しだけ重力を忘れて、

心地よい水に体を預けて、

時にくらげのようにゆらゆらと、

漂ったりしてみようと思う。

 

さて、プールの季節がやってきたね!