こんにちは、冬菜かしこです。
今日は青空が広がる暖かい日で、洗濯物もぼちぼち乾いてくれました。
今日、いつものようにスポーツジムでエアロビクスをして、
その後、着替えて大型ショッピングモール内をブラブラとして、
最後に、図書館で借りた本をテラス席で読んで、
さて帰ろうかと、ジムのロッカーに手荷物を取りに行き、出口に向かったその時。
おじさんがジムの職員さんに向かって、大きな声で苦情を言っていました。
「素通りしただけ!!!」「このコロナの中!!!」
断片的ですが、そういう言葉が聞こえてきました。
周囲の2,3人の職員さんも困惑した様子で、
おじさんを見ていました。
「本社に電話しろ!!!携帯電話で電話しろ!!!」と大声で言われて、
大柄の男性職員さんが出入口脇にある事務室に入っていきました。
通りすがりの私は、あまりジロジロ見るわけにもいかず、
足早に立ち去りましたが、少し動揺してしまいました。
「コロナのせいで、いらだつ人が増えている」
ニュースや新聞で分かってはいましたが、
いざ目の当たりにすると、なんともやるせない気持ちになりました。
そのおじさんは、おそらく60代後半から70代前半位で、
服装も雰囲気もごく普通の、どちらかと言えばきちんとした感じの方でした。
大きな声ではあるものの、
相手を威嚇しようとしているわけではなく、
ただ自分の感じる理不尽を訴えたかったように見えました。
それでも、やはり周囲の人は、困惑してしまいました。
とても残念だなと思いました。
小市民の私は、自分のことではないのに、胸にもやもやしたものを感じました。
そしてそれを、どうしようかと思案した結果、
私の憩いの場である市民農園に立ち寄ることにしました。
自宅とジムの途中にある、いつもは横目で見て素通りしている市民農園。
冬の寒い時期は、野菜の収穫の時ぐらいしか、立ち入ることがない市民農園。
今日はふらりと、気分転換に立ち寄りました。
畑に入ると緑鮮やかな白菜、白く太い姿を見せている大根、
これから春にかけて大きくなるだろう豆の小さな苗が、
静かに、でも力強く、そのたくましい生命力を見せてくれました。
農作物を育てることが好きな私にとって、
やはりここは気持ちが落ち着く場所です。
こういう場所があってよかったと思いました。
『自分の機嫌は、自分で取る』
と、ある有名な芸人さんが言われていたそうです。
とても良い言葉だなと思います。
だから私も真似したいです。
『自分の機嫌は、自分で取る(野菜たちに癒されながら)』
少しずつ、出来るようになっていきたいです。
明日も良い一日でありますように☆