冬菜かしこの「ジムと畑とボランティア」の日々

二人娘は小学生、アラフィフママのどたばたな毎日の記録。

【書評】最近読んだ本、12月

最初はこのシンプルな本。
私の好きな、モノクロでシンプルな感じ。

著書が、有休消化の1か月で考え方が変わったというのが、

実体験として、とても頼もしい。

かくいう私も、子供が出来て、専業主婦で、

自由時間があるので、

「自分の生き方」について色々考え始めた経緯がある。

なので、ちょっと共感。

「100点の人生などない」

と書かれていて、それもとても共感。

結局は、自分の幸福を追求しよう、

ということらしい。

納得の考え方でした。

 

この本は表紙からして楽しい。

そして、読んでいてためになった。

「ビンボー脳」という、

ゆるゆるに流されやすい脳が標準装備なので、

「リッチ脳」に矯正するには、考え方を身に着ける必要があるのだとか。

そういえば、気を抜いたら、だらけるよなーと納得。

メタ認知、で自分を俯瞰に見て、

他人には、ギブギブギブ、していく。

そうしてお金の神様に選ばれる人になるといいのだとか。

なるほど。

私も断捨離で洋服を大量廃棄するまでは、

ビンボー脳だった気がする。

今はましになったものの、

完璧ではない。

「普通はビンボー脳ですよ」

と言ってもらえることで、

自分に罪悪感を抱かなくなり、

有難い本でした。

 

この本によると、

「お金持ち列車」は、「一億円作ってから乗る」のだそうだ。

それは、無理。

でも、お金持ちにはなりたい。

ということで、仕方ないから、

一億円ないけど、読んでみた。

だって、お金持ちになりたいから。

 

でも、「お金持ちは、ありえないくらい、人を大事にする」

というのは、ちょっと良かった。

しかし、「人脈の断捨離」も必要なのだそうだ。

うーん、線引きが難しい。

結局、相手の人柄を見て、

ずっと付き合いたい人と付き合うという事か。

そして、自分も相手に、判定されるという事か。

自分が自分らしく、人を大事にして生きていけば、

周りもそういう人が集まるという事か。

考えさせられた本だった。

 

「50歳から片付ける」というのが気になり、読んでみた。

要は、気力体力のあるうちに、

片付け始めよう、とのことだった。

そうなんだよなー。

と思いつつ、洋服ぐらいしか、断捨離で来ていない私。

うーん、やっぱ、今からしなきゃ駄目か。

しかし、「思い出のものは捨てなくていい」

とのことで、それはとても嬉しかった。

なんとなく、まだ、未練があるものも、あるんだよね。

ということで、

今の内に断捨離した方がいい、ということをふまえて、

ちょっとずつ、していきたいと、今は思っている。

明日、寝て起きたら、分からない。

とりあえず、今は、そう思っているのだ。

 

今月の本として、本当に、読んでよかったー、

というのがこの本。

というのも、

「年収300万、400万、500万でも、貯蓄できる」

との頼もしいことが書いてあったから。

しかも、そういう年収の人を大勢取材してきたという実績付き。

これはもう、私にとって、他人事ではない本だった。

 

特にいいなと思ったのは、

「家計は年間で考える」というもの。

私自身も実行して、年計画しているものの、

それほど厳しくはしていなかった。

大型出費があれば、

しゃーないですやんかー、

と逃げの姿勢だったのだ。

しかーし。

全くの予期しない大型出費など、

実はそんなに多くない。

 

そろそろ、子供自転車の買い替え、

制服の買い替え、

運動靴の買い替え、

家電の買い替え。

たいてい、そろそろかな、

と思った頃に、大型出費がやってくる。

やはりこれを攻略せねばと、

気を引き締めることが出来た。

 

そしてもう一つ、

「どこまでが食費か、ルールを決める」というのも納得。

確かに、平素の食事と外食と、外出時のマクドナルド、

どれが食費で、どれがレジャーなのか。

そういう「必要か、ぜいたくか」の区分けが大切なように思う。

これをしっかりとやって、

お金に縛られない、無駄を省いた家計にしていきたいと思った。

読んでよかった本だった。

 

今月はこんな感じ。

それにしても、だんだん、お金に関する本も、

ちょっと食傷気味。

ここいらで、自分の趣味を増やすことも、

検討しようかと思っている。

せっかくの楽しい人生。

わくわくを感じて、生活していきたいと、

思っているのである。

今月は、こんな感じで。