冬菜かしこの「ジムと畑とボランティア」の日々

二人娘は小学生、アラフィフママのどたばたな毎日の記録。

【暮らし】直して使う、癖をつける、バック、スマホ編

本当は買い直そうかと思っていた、

普段使いのリュックだが、

思い切って直してみた。

それが上記の写真。

 

デニム生地の部分が、

今回修復した箇所。

一番上側の、持ち手の部分、

中央のファスナー上の部分、

左右のペットボトルホルダーの開いた口部分、

中央のポケットの左右の側面部分。

修復に使った素材はこちら。

 

百均に置いてある、

裏がシールになっている(裏が方眼紙)、

デニム生地。

適当な大きさに切って、

裏紙をはがして大まかに張り、

後は微調整して切っていくだけ。

めっちゃ簡単。

それでも、わりと、こぎれいになっていてうれしい。

 

修繕前は、もう絶対に廃棄しかないなー、

というくらいのやぶれ具合だったのだが。

人様の前に出してはいけないレベルのやつだったが。

いや、謙遜でなく、本当に。

どうしたんだ?くらいのくたびれ加減だったが。

 

それが。

なんということでしょう。

ただ切って貼っただけなのに、

なんとも味のあるリュックになってしまった。

 

長女に見せると、

「かっこよくなっている!」と言われた。

えへへ。

もう、顔がゆるみっぱなし。

100円でこんなにきれいに直せるなんて。

楽しすぎ。

手仕事って、楽しいね。

うれしいので、ついでにこんなものも

直してしまった。

 

 

こちらは、主人のスマホ

購入して4年目なので、ケースがボロボロだった。

買い替えようとお店に行くと、

「古い機種なので、もうケースお取り扱いがありません」

とのこと。

ではどうするのか尋ねると、

「みなさま、こういった機会に、スマホを新しいものに買い替えたり」

と言われた。

 

えっ?

ケースがなくなって、本体を買い替えるの?

どゆこと?

それって、本末転倒じゃないの?

 

良く分からないけれど、

スマホを買い替えるか、

もしくはどのタイプにも対応できる、

マルチタイプにするのだとか。

でもマルチの場合、

カメラは、毎度毎度、

ケースを移動する必要があるのだとか。

まあ、そのくらいの手間はいいんだけど。

本体にマルチタイプのケースをくっつけるらしく、

そう聞くと、本体が痛みそうで、

うーん、どうかな?

と小さいことに気がいってしまう自分の性格と相談。

できるなら、本体は傷つけたくないと思い、

また、うーん、と考えた。

どうしよう、どうしよう、

と考えていたところ、

主人がひとこと言った。

「このスマホケース、作れないのかな?」と。

 

そんな簡単に言わないでよー。

耐久性やら、

固さやら、

衝撃吸収だとか。

いろいろ兼ね備えているケースを、

ど素人がそう簡単に作れるわけないでしょう。

 

でも。

もし作れたら、安上がりだし、

面白そう。

その時は、ただぼんやりと

そんな風に思っていただけだった。

 

そこにきての、

「デニム生地シール、余りあり」状態。

やらない手はない。

主人が帰宅してから、

えっちら、おっちら、手仕事だ。

主人が、えーっ?と驚く顔を想像しながら、

細かい作業をしていった。

 

そして夕食前に「細かい事気にしない人だよね?」

と、かるーくパンチをきかせて置いた。

「???」

となっている主人をよそに、

どんな顔をするのか、

わくわくしながら、待っていた。

結局、寝るまで、主人は気づかず就寝。

 

翌朝、早朝目が覚めた主人と、

もっと早く目が覚めていた私とで、

「おはよう」とあいさつした後、

私は主人をこっそり家の中で尾行。

「早く気づいてー」

と思いながら、主人についていっていると、

かなり不審がられた。

なので一旦離れた振りして、

主人がスマホに近づいた時に、

なにやら声を上げているのを聞いてから、

駆けつけた。

 

「どしたの、これ?新しくなってる。

作ったの?いや、貼ったの?」

と驚いているので、

デニム生地を見せ、

「貼りましたー」

と言って、

ついでに、私のリュックの修復も自慢しておいた。

スマホケース、作ってもいいって、言ってたから」

と私が言うと、主人は楽しそうに笑っていた。

ドッキリ、大成功!

 

、、、だが。

主人が一言、

「カメラの穴、開けてくれる?」

あ、、、忘れていた。

あわててスマホを取り、カッターで慎重に、

下から救い上げるようにして切れ目を入れ、

そのあとハサミで丸く切り取った。

カメラのレンズを気づ付けないように注意しての作業だった。

でも一応なんとか様になるように穴をあけ、

晴れて、完了となった。

 

スマホケースの中身はこんな感じ。

 

少々の切れ目のギザギザ感は、ご愛敬ということで。

以前の、黒テープべたべた状態よりはいいかな、と。

私なりには、上出来ということにしている。

 

 

今回の修復を通して、

わりと何でも直るのかなと、

気づいた気がする。

もちろん、かなり壊れたり、破れたりしたものは、

新品購入の方が適している場合がある。

けれど、大体の場合は、

そこそこの出来栄えで満足できるなら、

修復したり、掃除したりして、

使い続けるのもいいかなと思い始めている。

 

何もかも使い捨てにする習慣がつくと、

直したり、洗ったり、掃除したり、

する気分が起こりにくくなる気がする。

それは、出費が増えると言うだけでなく、

自分の「生きる力」が減っていくようにも感じられるのだ。

 

どんな状況でも、たくましく生き抜く。

そのためには、今手にしているものを、

最大限に活用することが、

とても有効なのではないかと思っている。

 

めざせ、タフな女子!

(女子?)

めざせ、リフォームな女子!

(女子?)

 

暮らしを自分で作っていくと、

少しだけ、自分を好きになっている気がする。