冬菜かしこの「ジムと畑とボランティア」の日々

二人娘は小学生、アラフィフママのどたばたな毎日の記録。

【書評】最近読んだ本、9月下旬

さて、今月の本。

最近は少しリズムが取れてきて、

短い時間でもそこそこ読めるので、

なんだかんだで8冊ほど読破した次第。

それに、似た分野を借りていると、

だんだん内容が予測できるようになってきて、

「うん、これ、知ってる」

と思うものは、流し読みが出来るようになった。

それでは、いってみましょう。

 

 

今回は珍しく、おすすめ本から。

理由は、とにかくおすすめだから。

そして、400ページ以上あり、なかなかに大作なもので、

「早く読んでおかないと返却に間に合わなさそう」

とあせって最初に読んだため、印象深いのだ。

 

この本は、とにかく「リアルお金持ちの本音」

が書かれている。

実際のお金持ちの考え方、お金の使い方、節約の仕方。

私たちが思っているより、はるかに高い意識での、

資産形成とその守り方をしていた。

 

まず納得したのが、

「金融資産1億円で幸福度は変わらなくなるらしい」

というもの。

なるほど。

確かにあまりにお金があっても、

使い切れなければただの数字の羅列が通帳記載されているだけだものね。

言われてみれば納得だった。

 

あとは、あまりに高額な消費、たとえば、

あまりに華美で高価な家や車は欲しがらない、だとか。

配偶者を選ぶ時も、知的で正直で思いやりがあって、

柔軟な適応力を持っている、容姿はその次、だとか。

収入と支出とを考えて消費するので、無駄なお金はかけない生活をする、だとか。

 

あと、資産形成で言えば、

どちらかといえば、優等生タイプではなく、

ある種の思い切りを持って仕事をし、

成功していくというタイプが多いのだとか。

なるほど。

納得だった。

 

確かに、商売を始めたりするときに、

すでに今の自分に満足していたり、

商売のリスクにたじろいだりしていては、

なかなか始められないなと思う。

そうした大胆なことをする度胸も必要なのかもしれない。

 

本書を読んでの感想は、

要は、やるか、やらないか、

そして、

勘違いせずに、地に足を付けて生きていけるか。

それが大事なのだということを教えてもらったなと。

本当のお金持ちの実体験の意見。

もしよろしければ、ぜひご一読を。

 

お次はこの本。

もう「天才」という言葉にやられた。

だって、未知の世界だもん。

でも興味深々。

 

まず印象深い言葉は、

「一万時間の法則」。

聞いたことなかった。

でも似たような言葉は聞いたことがある。

それは、

「質は、量からしか得られない」

というもの。

これは、いくら質が高くても、

試行錯誤して磨いて行かなくては、

質は上がらない。

そのためには、ひたすら地道に、

量をこなしていくしかない。

というもの。

 

そして「一万時間、、、」は、

「何事においても、その分野のエキスパートになるには、

1万時間を必要とする」

というもの。

これは実際にピアニストを対象に調査して、

やはり、プロとアマの間に「1万時間の壁」があることが

分かったのだ。

これは、1日3時間をそのことに取り組むならば、

9年と48日を要するということ。

誰でもがそうなれるわけではないが、

実力を持っていて、世界的に通用するレベルの人は、

この1万時間の壁を越えているということ。

 

よく「好きこそものの上手なれ」

というが、

やはり量をこなすことで身に着くものは大きいみたいだ。

 

あと、印象深いのは、ピカソの言葉

「子供はみんな芸術家。

問題は、大人になってからも、芸術家でいられるかどうかである」

というもの。

含蓄がある言葉だと思う。

今、小学生2人娘の親として、

覚えておきたい言葉ですね。

 

この本も面白いので、

おすすめだ。

 

この本は、眺めるだけでも楽しく、

借りた良かったなー、

と思った本。

12人の人のお家の様子や、

暮らしについてのポリシーなどが書かれていた。

熟読するというよりは、

部屋の写真を見て、

文を見て、

なるほど、と思う、

と言う読み方だった。

 

どの方にも共通していると感じるのは、

心地よい暮らしのために、

自分の好きなものを持つ、ということ。

そして、適正量を持ち、

増やしすぎないということ。

大切なものはとことん、大事に使う、ということ。

 

私自身が今、

「直して使う」

にはまっているので、

特に、大切なものはとことん使う、

と言うのは共感だった。

お部屋のインテリアや、

断捨離に興味がある方は、よろしければ。

 

このインパクトのある題名、好きだな。

回りくどくなくていい。

著者はインドの人で、それもまた、

いつもとは違った視点で良い。

日本の事を、少し離れた視点で語ってくれるのも、

嬉しかった。

 

そして、内容だが。

「マインド、習慣、学び、行動」を変える、ということが、

大切なのだということ。

やはり、行動と習慣なのだと実感した。

今までも良く出てきたキーワード。

ここでも出てきた。

時間。

お金。

それをどこにどう使うのか。

徹底的に考え抜いて使う。

そのために何が必要なのかを考える。

自分のマインドも大事だし、

周囲の人の人柄も大事だし、

時間の使い方も大事だし、

リスクを恐れない度胸も大事。

要は、必要なことにとことん注力していくこと。

いろいろと参考になった本。

 

 

この本は、家事のテクニックの本。

小さな家事のコツが満載だった。

地味に手間のかかる家事の数々。

食事や掃除や洗濯や。

トイレマットは置かない、とか。

そもそも物をあまり持たない、とか。

早起きして時間に余裕を持つ、とか。

家事はルーティン化する、とか。

なるほど、のオンパレード。

そして、

「そうなのよ、手間なのよ。

分かっているー」

という感じ。

読んだら爽快になった一冊だった。

 

この本は、珍しい、

「暇」にスポットを当てている本。

その分野は、あまり拝見したことがなかった。

今まで、別の分野の延長で「暇」を扱った文章はあったものの、

それをメインにした本は、もしかしたら、

初めてかもしれない。

それもあって、とても興味深かった。

 

特に印象に残ったのが、

「暇な時に、自分いじめをしない」

というのと、

「暇と余裕時間は違う」

というもの。

確かに、いじいじと考えて反省する時、

よく、自分を責めてしまう。

「どうして、あの判断、あの行動をしたのか」と。

でもそれは仕方のない過去の事。

そう思うことで、次に歩ける気がする。

 

そして、暇と余裕時間の違いは、

確かに、気の持ちようだなと思った。

どちらも「空き時間」には違いがないのだから。

自分の気持ちを冷静に見て、

今、自分はどうしたいのか、自分を主体にすることで、

何かが変わる気がする。

暇な時間を持て余して困っている人。

おすすめの一冊。

 

 

この本は、とにかく爽快だった。

どんな本かと言うと、

例えば「ゲームにのめりこむ子供をエンドレスに注意する」

と言う家事に対して、

「ゲームは朝7時までルール」

など。

こんな感じで、1位から100位まで、

小さな家事の簡略化を説明している。

とにかく、面白い。

気になった方はぜひ。

ご一読を。

 

ここまで、一気に説明したけど。

なにか1つでも参考になれば、うれしいな。