今月もしっかり読書したので、
ちょっと書いてみる。
まずは、こちらの禅の本。
この著者の方の本は以前も読んだことがあって、
図書館には10冊以上並んでいる、
ベテランの方のようだ。
内容もしっかりされているので、
読みやすく、心の中に入ってきやすい。
今回の本は、「図太く」ということだが、
要するに、細かいことに動じないで、
でーんと大きく構えておきましょうと言うこと。
「ただの人として図太く生きる」
というのは、なるほどなと思った。
何でも成果を求め、意味を求め、
窮屈に考えすぎないで、
ただ生きているだけで良い、
そう思うことが大切だと。
その考え方を頭の隅に置いておくだけで、
ふがいない自分を抱きしめてあげられそうな気がしてくる。
自分を無理に大きく見せることなく、
あるがままの自分をさらけだして生きていけたらいいな。
そんな風に思った。
お次はこちらの、なんとも大胆なタイトルの本。
電車の中で読むには、少々勇気がいるタイトルだが、
私が手に取った理由は、
もちろん、このタイトルに惹かれて、
だったりする。
最近、何かと人間関係にお疲れ気味の私なのだ。
少しでもヒントになるものが欲しくて、
この本を手に取ってみた。
読んでいくうちに、とんでもなく深い本だと感心してした。
もともとそんなに深刻な内容を期待していたわけではない。
なにせ、このタイトルで、このイラストだ。
ちょっと楽しい本だなと思い、
楽しく人間関係を学べるならいいかな、
ぐらいの気軽な気持ちだったのだ。
ところがどっこい。
とてもとても、読みごたえがあり、
参考になる箇所が、あっちこっちにあり、大変ためになった。
例えば「メタ認知」「嘘と演技のススメ」「(自分の)情報を与えすぎない」
など、気を付けポイントが随所にあった。
著者が実母の日記から、人間関係の深刻な悩みを抱えていたことを知り、
それをきっかけとして産業カウンセラーになったという経緯も、
なるほどとうなづける、大変ためになる本だった。
読んで良かった。
こちらも、人間関係お悩み本。
こちらは男性の著者なので、男性の視点で書かれている。
それもまた違った視点で参考になった。
この本で一番印象深いのは、
「弱さと優しさは隠しなさい」
というもの。
実際、優しい人は強気な人に利用されたり、
振り回されたりすることが多いのだよね。
私自身、素直に相手に親切にしたばかりに、
なぜか、なんでもないことで、逆切れされたことがある。
それも、何度も。
どうして私は逆切れされやすいのだろうと考えた結果、
「なめられやすい」「攻撃しないと思われている」
のだろうとの結論に至った。
結局、自分を守るのは自分しかないものだし、
自分が強くならないといけないのだと思った。
誰かを平気で攻撃する人は、
それほど良心の呵責はないように思える。
でも被害を受けた方は、たまったものではない。
攻撃する人の特徴を知り、
それを対処する方法を知り、
少しでも被害が少なくできたらいいだろうと、
思っている。
こちらは、言わずと知れた「アンミカ姉さん」のセミナーのような本。
テレビの「トークイーンズ」が大好きな私は、
若槻千夏さんといとうあさこさんとならんで、アンミカさんが大好き。
その理由は、「自分をよく見せようとしていない」から。
時に暑苦しいほどの熱量で、世の中を、仕事を、恋愛を語るアンミカ姉さん。
しかし、そこには人と言う存在に対する、
「あきらめない」愛情が横たわっている気がするのだ。
この本には、そんなアンミカ姉さんの愛情がたくさん詰まっていて、
読んでいて、ほっこりとしてくる。
自分を認めて、他人を認めて、
自ら人生を選んで作り上げていく。
漫然と生きるのではなく、攻めの姿勢で、
自分の人生と言うものを確立していく。
そんな文章を読んでいくうちに、
「覚悟を持って生きる」ということが大切なのだろうと思えてきた。
人生、恋愛、仕事、人間関係。
さまざまな壁にぶつかった時、ふと、
手に取りたい本だと思った。
楽しい本だった。
今月もしっかり読書をして、
ついでに、畑仕事も再開して、
「晴耕雨読の生活」をしている。
自分の人生の時間をより充実したものにすべく、
これからもいろいろな本を読んでいきたいと思う。