ジムを始める上で一番の悩みどころ何か？
と考えたところ、
やはり毎月の会費ではないかと思う。
自分自身を振り返っても、
ジム費用はなかなかの高額出費だ。
これが、１０００円くらいなら、
別にそれほど悩まないのだが。
その７倍８倍の金額となると、
ちょっとハードルが高くなる。
だって、お小遣いには限度があるから。
では、一人ジムをしている私が、
特別おこづかいが多いかと言うと、さにあらず。
主人も特別セレブでもないし、
ごくごく一般的な会社員。
いや、謙遜でなく、本当に。
どこにでもある普通の会社員家族だ。
なんなら、専業主婦している場合ではなくて、
なにか仕事したら？ぐらいの勢いの普通の会社員具合。
では、どうして私は、一人ジム生活をすることができているのか？
ものすごく倹約して、ケチって生活しているから？
多少はそれもあるが、
それだけではない。
実はなにか習い事をするときに、
その費用を捻出するには、
ちょっとしたコツがある。
私の月のお小遣いは、主人と同額。
ジムに通うと半分くらいが飛んでいく。
では毎月赤字なのかと言うと、
私のお小遣いは赤字ではない。
それはどうしてか？
一言で言うと、
「洋服を買わないから」。
３年半前に、ジムに入会した。
その時に決めたのが、
「今後３年間。外出着は買わない。
部屋着、ジム用のもの、下着、以外は絶対に購入しない」
というものだ。
それは、外出着を少しでも買ってしまうと、
どうしても、お小遣いの範疇をこえてしまうから。
買う量を減らして、我慢できる人はいいけど、私は無理。
欲しいものがあっても、少しだけ買って、
あとは我慢する、と言うのが出来ない。
だからいっそ、全く買わないと決める方が、
私にとっては楽だったのだ。
きちんと３年間やり通した今は、
自由に買ってもいい。
自分でも分かっているのに、
なぜか買わないで済んでいる。
最近はと言うと、
古くなったズボンを買い替えたり、
必要なTシャツを買うぐらい。
一度始めてみると、
思っていたよりは全然できるし、
たまに靴下とか買えば気分は納得できるし、
「外出着全く買わない生活」
も、それはそれでありだなと思っている。
「ジムに行きたいけど、ジムにかけられる費用なんてない！」
と思っている人がいたら、
一度してほしいことがある。
それは、ざっくりでいいので、
自分がなににお金を使っているのかを洗い出すこと。
それは洋服なのか、カフェ代なのか、コンビニなのか、飲み会なのか。
おそらく思っていた以上に、
「気づかなかった出費」
というものがあると思う。
気分転換ならばともかく、
なんとなくとか、習慣だからとか、
そういうあまり考え無しでしている出費が、
思った以上に高額だったりする。
だから、そこにまず、メスを入れるのがいいと思うのだ。
私は、本気でジムをしようと思うなら、
極度に生活費が困窮している場合を除いては、
ジム費用は捻出できると考えている。
それはごく普通の主婦のおこづかいでもジムに通えると、
自分自身が体験したから。
もしも、
惰性で使うお金を節約したくない、
だからジム費用は捻出できない、
というのならば、それは、
「自分がおこづかいが少ないから」ではなくて、
「ジム以外のものにお金を使うのをやめられないから」
というものなのだ。
そう考えると、お金がない、ないと、ため息をつかなくても
いいんじゃないかなって思う。
人生に大切なのは、
「自己裁量権」だと思っている。
他人の決めた枠の中で、窮屈に生きるのではなくて、
自分の決めた場所の中で、自由に生きていくということ。
たとえ自由になるお小遣いが少なくったって、
それをどのように割り振りするのか、
つまり予算きめは自分自身ができるのだ。
どこを削るのか。
どこが不要なのか。
自分の幸福のために、
どのように配分していくのが正解なのか。
それを徹底的に考え抜いて、
実行していくことが、
なにより大切だと思う。
本当に、ジムしたい？
本当に、ジムに行って、健康的になりたい？
一人ジムは誰もほめてくれないし、
それでもジムに通いたい？
自分自身に聞いた時に、
少しでも「YES」があるなら、
思い切って、ジムの体験入会、してみたらどうだろうか？
夏休みの終わった９月からは、
体験入会のお知らせが始まるジムが多い。
気になるなら、受付で説明を聞くだけでも、
してみたらいいのでは、と思う。
このブログを読んでいる方は、
ジムに興味を持っている方も多いかと思う。
行ってみたいけれど、費用が高いしな。
そう思うなら、半年でもいいから、
試してみて、
やっぱり高いなら、やめてもいいいと思う。
一人ジムのメリットは、
いつ始めても、
いつ辞めても、
周りは放っておいてくれること。
半年で辞めたところで、
誰も何も言わない。
だから気軽に始めてみてはいかがかな？
ほんの少しの、思い切りで、
人生が変わるかもしれないよ。
