冬菜かしこの「ジムと畑とボランティア」の日々

二人娘は小学生、アラフィフママのどたばたな毎日の記録。

【畑】夏野菜の収穫

現在の夏野菜の収穫については、

こんな感じ。

イカはすでに終了していた。

一応2、3個はいいのが収穫できて、

おいしくいただけたので、

イカに関してはまあまあの満足度。

 

青じそ、赤紫蘇は、しっかり育ってくれていたのに、

収穫時期を見誤り、

気づいた時には時すでに遅し。

へなへなと力をなくして、しなっていた。

痛恨のミス!

青じそはてんぷらにしたかったし、

赤紫蘇は赤いシソジュースを作りたかったのに。

来年は絶対にてんぷらと赤シソジュースを作ってやるぞと、

鼻息荒く心に誓った。

 

トマトに関しては、

大玉はほとんど収穫できず、

ミニトマトがなんとか採れた感じ。

とはいえ、畑のものは水やりか肥料化が足りないらしく、

かなり少ない収穫だった。

庭のミニトマトにかなり助けられた感じ。

最近の暑さで、トマトでさえも苦戦気味。

どうにかならぬか、この暑さ。

とほほが、口癖になりそうなこの頃だ。

 

ピーマンも、以前は、困るぐらいの大収穫だった時もあったのに、

それがまるで夢だったかのように、

今年は、まあーーー採れない。

びっくりするぐらい実らない。

あっ、いやいや、実らないことは無いのだ。

鉛筆の先ぐらいのこんまーいのが、いくつも実るのだ。

でも、どう考えても大きさが大きさなので、

ノーカウント、という気分なのだ。

釣りだと、きっと、リリースするような。

そんな感じ。

なので実っているけど、収穫しない、

そういうのがゴロゴロ。

ピーマン、期待していたんだけどな。

このこんまーいのが大きくなることを願っていたんだけどな。

空振り三振だ。

 

そして以前からお伝えしているように、

今年私の市民農園で大健闘してくれているのが、

この「島オクラ」さん。

もう、さん付けだよ。

大してしっかりお世話しているわけでもなく、

雑草もうっそうと茂っていたり、

水やりも毎日はしていないし、

ずぼらもいいとこな今年の私の畑仕事なのに、

それにへこたれずにしっかり花を咲かせ、

実をつけてくれるのだよ。

いやー、うれしいねー。

オクラの花はきれいだし、

島オクラは柔らかくて美味しいし、

ねばねばで暑さも吹き飛ばしてくれるし、

本当にありがたい。

何度も収穫時期を逃して、

大きくなりすぎて、

茹でても繊維が固くて、

ザクザクだったりもしたが、

それでも次々花を咲かせてくれた島オクラ。

この夏のMVPを贈りたいほど、

大助かりだった。

 

そして、今年の一番のうれしい事と言えば、

何と言っても、このナスビだね。

最初は、夏の間は小さいのがちょろちょろと出来る程度で、

5、6個収穫して、ようやくおかず一品の量になるくらいの

小さいものしか収穫できなかった。

しかも一度に収穫できるのは、

2、3個程度。

どうなん、これ?

もったいないし、次の実に影響しそうだから、

一応小さいまま収穫するけど、

このままこういう小さいのばかり、

ちょろちょろと収穫していくの?

と思っていたのだが。

気づいたら、葉が生き生きとした緑で、

力強く広げているし、

枝も次々に分かれて広がっているし、

何より、増えていった枝に、

実が次々についているではないか。

 

「秋ナスは嫁に食わすな」

と言う言葉もあるから、

ナスは秋にも実がなる。

今現在、小さい実がどんどんついているということは、

秋になって暑さが和らいだら、

もっとしっかりとした大きいなすびができるのでは、

と思っている。

そして私の期待値は、どんどん上がっていく。

 

ナスのてんぷら、マーボーナス。

豚肉とナスの炒め物でもいいし、

私の好きなナスの塩もみでもいいなあ。

ちょっと油をよく吸うなすびではあるが、

お味噌汁に入れても柔らかくて美味しいし、

どのようにしても、それなりに食べ応えと

満足感を与えてくれるナスビって、

ありがたいなと思う。

 

今日で8月も前半が終わったようだ。

たいした収穫もなく、

労働力の割には、なんだかな、

といった模様。

本当はもっとしっかり畑に牛糞を入れて、

そしてもっとしっかり畑の畝を耕して、

毎日水やりやっておけば、

今頃はいろいろな夏野菜が大量に採れて、

「こんなに、消費できなーいー」

とうれしい悲鳴をあげていたところなのに。

などと、ふとため息もいでそうになる。

畑仕事って、誰もほめてくれないから、

収穫命!みたいな部分も、

私はあったりするのだ。

 

それでも今年も例年に漏れず、

「やっぱり、思い通りにはいかないものだな」

などと、ちょっと悟ったような気分になったりもする。

本当にどうして、こんなに、

予想を覆してくるのだろうかと、

半ばあきれながら、自分の畑仕事のことを考える。

でもいくら考えても、

「そうはいっても、もう少し、収穫量があっても良くない?」

という気持ちは、居座り続けているのだが。

 

畑仕事って、まるで片思いみたいだな。

決して思い通りの、完璧なストーリーには、

どうやったってならないものなんだな。

でもそうかといって、

やめようとも思わないのだ。

不思議なもの。

 

野菜に片思いする、50歳代のおばちゃん。

うん、悪くない。

秋からの野菜には、

もうすこし振り向いてもらえるように、

ちょっと力を入れてみようかな。

そんな空想をする、

雨の日の今日の私なのだ。