冬菜かしこの「ジムと畑とボランティア」の日々

二人娘は小学生、アラフィフママのどたばたな毎日の記録。

【畑】玉ねぎの収穫

市民農園の現況をブログに載せようと思いつつ、

他の話題ばかり書いていて、遅くなった。

なので、先週末の大型連休の市民農園の現況をお伝えしたい。

 

 

これは赤くなった苺。

ほんとっっっうに、自家製の完熟苺は甘い、おいしい、優しい味、

と三拍子そろっている。

ナメクジやら、黒い虫やらによく食べられるが、

庭の苺ほどは虫に食われない市民農園の苺は、

本当にありがたい。

でも、気づいたのだが、

今年はわざわざ苺とニンニクを混植したのよね。

なのに、やっぱり庭の苺って虫食いがすごい。

結局は、完全じゃないのかもしれない。

 

ただし、苺の実のつきかたは、わりと、たわわに実っていて、

「ニンニク混植効果?」とも思ったりした。

まあ、たまたまかもしれないが。

 

 

今年の目玉は、なんといっても玉ねぎの出来栄え。

畑経験者の方なら、普通だよ、という大きさかもしれないが、

今まで、ピンポン玉サイズの、ちっさな玉ねぎしか出来たことがなかった私に

とっては、この大きさは夢のようなのだ。

 

やっぱり、余った牛糞を「もったいないから」と思って、

玉ねぎの畝に、結構な量をえいこらしょっと蒔いた効果なのだろう。

「畑やっていて良かったー」という充足感が心の中に広がって、

なんともいえない良い気分になった。

後日、味噌汁に入れた新玉ねぎのおいしかったこと。

これが当分食べられるのかと思うと、

今から楽しみで仕方ない。

 

しかし、主人もこの玉ねぎを当てにしているようだった。

それは、どういうことか?というと。

 

今回家族4人で、市民農園に玉ねぎ採りに行ったのね。

お店の「丸く切っている玉ねぎ」しか知らない小学生の二人娘に

玉ねぎが植えてある様子を伝えたかったの。

案の定、わいのわいの言いながら、

うれしそうに抜いてくれた。

玉ねぎって、ジャガイモみたいに埋まっていないから、

すぐ抜けるのよね。

「これとってもいい?」といちいち聞いてくるから、

「全部抜いてていいよー」と言うと、

すぐさま、あっという間に全部抜いてくれた。

 

「これで当分、お店の玉ねぎを買わなくていいな」と思っていると、

主人が「玉ねぎをたくさん使った料理って、何があるかなー?」

と言い始めた。

確かに、今までも、ピーマンやら茄子やらトマトやらは、

大量に採れてしまって、主人に消費のアイデアを出してもらったことはある。

ネットでレシピを探して、よく料理をしてくれた。

 

でもそれは、長期間保管できない夏野菜での話。

玉ねぎは風通しのいい場所に保管しておけば、長持ちするのだ。

わざわざ一気に大量消費しなくてもいい野菜なのだ。

だから「せっかくの玉ねぎだから、一気に大量に使わなくていいよ」

と釘をさしたのだが、どうやら主人は、いつもの、

「野菜をふんだんに使った料理を探して、思いっきり料理する」

というのを楽しみにするようになっていたみたい。

「玉ねぎ、たくさん使ったらだめなん?」とちょっと寂しそうに言うので、

しゃーないなーと腹をくくることにし、

「1回だけなら、思いっきり玉ねぎ使ってもいいよ。

でも、1回だけだよ。玉ねぎ大事に使いたいから」

と譲歩することにした。

 

今までは、「野菜を腐らせたらもったいない」という理由で、

半ば仕方ない様子で、主人は大量収穫の野菜を料理してくれていた。

でもどうやら、いつのまにか料理する楽しさを、覚えてしまったようだった。

まさか、まさか。

よもや、よもや、だよ。

こんなことって、あるんよね。

からしたら、料理好きの主人になってくれて、

なんだか得した気分。

 

人って、何歳になっても、変われるものなんだね。

またひとつ、素敵な発見をすることができた。

ラッキーだな。