冬菜かしこの「ジムと畑とボランティア」の日々

二人娘は小学生、アラフィフママのどたばたな毎日の記録。

【ボランティア】生け花ボランティアでよたよた

さて、先日は2週間ぶりの生け花ボランティアの日だった。

 

5日ほど前に椅子から落ちて肩を強打、

レントゲン結果で骨折は見当たらないものの、

多分細かい骨は折れているかも、

という痛みをこらえつつ行ってきた。

 

「無理してこなくてよかったのに」とも言われたが、

生け花は2週間に一度だし、

やっぱりお花を見たいので参加した。

最初は見学のつもりで、

師範の方やもう一人のボランティアママさんの生けるのを見ていたのだが、

やはりお花を生けたいと思い、

小さなお花をブーケ風に生けるピンクの花卉を選んで、

少しずつゆっくりと生けていった。

 

 

この花卉はまるで花瓶に花束を入れるような感じになるので、

普段自宅の花瓶にお花を入れている私は、

割と慣れているので、すいすいと生けられた。

 

剣山でしっかりと「芸術品」を生けていく方の邪魔にならないように、

できるだけ丈の短いお花、どちらかと言うとわき役になる小花、

葉の小さなグリーンの葉、数が多くて少々使っても大丈夫そうなお花、

などを選んでどんどん生けていった。

こんもりと生けたブーケのような生け花は、

周りを華やかにしてくれるかわいらしさで、

最後に師範の方が少し背の高い白色のカーネーションを入れて、

バランスを整えてくださり完成となった。

パステルの華やかさと、中心の赤で少し引き締まり、

割と自分の好きな感じに仕上がった。

 

 

こちらは師範の方が

「この花瓶に生けてみて」と課題を出してくださったので、

残ったお花を工夫して生けた。

 

毎日自宅で花瓶にお花を生けているので、

この花瓶を見た瞬間、

「真っ直ぐな葉に黄色い大輪のダリヤ、そして青系のお花を合わせる」と決めた。

この「真っ直ぐな葉に大輪のお花」というのは私の大好きな生け方。

嬉しいことに青は深い色のものがあったので、

矢車草を4つ並べた。

黄色と青色の二色だと少々寂しいのと、抜け感が欲しかったので、

2種類の白い花を上と下にあしらった。

 

左のぴょーんとしている黄色いスターチスは、

なぜか、どーしても、さしたい気になったお花。

こういう遊びのある生け方は普段あまりしないのだが、

今日はなぜかちょっと遊んでみたくなった。

もしかしたら普段使い慣れている、花瓶、という入れ物に

影響を受けたのかもしれない。

楽しく生けることが出来た。

 

 

今回の頂き物のお花は、小花が多かった。

メインどころは余ないので、ブーケのような雰囲気にしてみた。

こちらは黄色とピンクをメインにして、

かわいらしくまとめてみた。

 

 

今回どうしてもしたかったのは、「白と青の花瓶」。

とにかく白に青を合わせて、さわやかさ100パーセントにしてみたかった。

なぜだろうかね。

もしかしたら、自宅に青い花や白い花がないので、

その色にうえていたのかもしれないね。

納得の生け方が出来て、見るたびにうれしくなってくる。

 

今回は肩の痛みの為、思いっきり生ける、というのは出来なかった。

それでも、自分以外の人の生け方をじっくり見ることで、

いろいろ勉強することが出来た。

たまには自分以外のものを、じっくり丁寧に見るということも、

私には必要なのかもしれない。

これも「怪我の功名」なのかな。