冬菜かしこの「ジムと畑とボランティア」の日々

二人娘は小学生、アラフィフママのどたばたな毎日の記録。

【畑】桃の花

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市民農園は白菜の花が咲き誇り、

ついでにブロッコリーもいよいよ花が咲き始めた。

「早く食べなきゃー」と言う気持ちはあるものの、

そんなに毎日毎日はきつい。

 

そうして油断していたら、ほぼすべての花蕾が、

黄色い花びらを見せ始めた。

「やばい。花開いちゃう」と思うものの、

あまりにも4株が一斉に花を開きかけているので、

「どれから収穫したらいいのよー」

と思って、お手上げ状態。

一体どうなることやら。

とにかく、まずは

「収穫しなきゃ!食べるかどうかは、それから考えるっ!」

と改めて思った。

 

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自宅の庭には、昨年植えた桃の花がひと枝だけ、花を咲かせていた。

花壇には、これまた昨年の球根を引き継いだチューリップが、

一つだけ花を開いていた。

 

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別の花壇には、間引き菜を植え替えた大根の白い花が、

ようやくひとつ、花を開いた。

 

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玄関の花瓶には、菜の花と赤目の枝と、

次女が足で踏んづけて折れちゃったチューリップを生けた。

 

最近は「お金で買ったもので花壇を飾る」のではなくて、

毎年毎年の繰り返しで、花を咲かせたいと思っている。

きっかけは、毎年こぼれ種できれいに咲いてくれるコスモス。

何もしなくてもどんどん増えていく様に、

何とも言えない安心感を覚えた。

買ったものではないから、

「絶対に咲かせないと、損をする」といった気持ちがない。

しかも、こぼれ種の量って半端ないので、

大抵の場合、翌年もきちんと大きくなってくれる。

 

今は、お金を出せば大抵のものが手に入る時代。

それでも「手塩にかけた植物」というものは、

どうしたって、手に入らないのよね。

もしかしたら、それが楽しくて、

私は植物を育てているのかもしれない。

 

「お金で買えないもの」

最後に人を動かすものは、

意外とそういうものなのかもしれないね。