こんにちは、冬菜かしこです。
今日も雪が少し降り、青空ですが寒い寒い一日でした。
今日も朝イチから元気に一人でジムに行き、メガダンスをしました。
最初は慣れないこのダンスでしたが、だんだんと慣れてきて、
動きのコツが分かり始めました。
そうなると面白くなり、周りを見る余裕も出てきました。
私の通うジムの平均年齢は高く、おそらく私の母より若干低いくらいだと思います。
たまーに20歳代の若い子を一人くらい見かけますが、
平日の昼間に通っている方なので、大半は孫のいる主婦らしき方が多いです。
そんな面々なので、このメガダンスは、
かなりの異彩を放っています。
というのも、動き自体が、若者向けのような感じなのです。
両手を「前習え」のようにして、手首を下にして、
片足ずつ膝くらいまで上げて、
腰を上げたり、下ろしたりして、
まるで「ヒップホップ」のような動きをするのです。
音楽もノリが良く、イマドキな感じの音楽です。
フロアには総勢40~50名の孫のいる世代の女性がそろって、
今にも「ダンスだYOー、YOー」とでも歌いそうなポップな踊りを踊ります。
その光景はあまりにも初めての光景過ぎて、
とても不思議な感じでした。
それでも、さすがは毎日エアロをしているメンバーです。
だんだんと動きが出来あがっていき、
次第に踊りを覚えて、踊りをこなしていっていました。
私も徐々に踊りを覚えていったのですが、
ヒップホップのようなこの踊りを覚えるのに、
あまり気恥ずかしさはありませんでした。
変な話、このエアロの面々の中だと、
妙な見栄を張ることもなく、自分が努力することができるのです。
メガダンスがなかなか踊れなくても、
かっこつけないで、ひたむきになれるのです。
もしかっこ悪い踊りをしても、
皆さんはさして気にはされません。
良くも悪くも、我が道をいっていらっしゃいます。
それが私には、とても気が楽なのです。
私と皆さんとは、たまーの挨拶しかしない関係です。
世間話もほとんどしません。
私も話しかけませんし、皆さんも話しかけません。
私がジムで読んでいる本が気になったら、
「何を読んでいるの?」と聞いてこられたり、
皆さんがお暇なときに、
「今日は朝寒かったわね」と言われたりするくらいです。
それも滅多にない事です。
そうした静かな関係でも、変な空気にはならないのは、
お互いに年齢差が大きいのもあるのだろうと思います。
とても、あっさりとした交流です。
ジムの中にはいろいろな方がいて、
いろいろな考えをしていて、
いろいろな行動をされます。
皆さん方同士は、時に意見の違いがあり、
時に考え方の相違があり、
どうやら、仲良しの時ばかりではないようです。
人間同士、どうやったって良い時ばかりではないものです。
それでも、エアロの振り付けが難しいとか、
メガダンスがきつくて苦戦したりとか、
とても他人の愚痴どころではなくなる時も少なくありません。
特に難しい、激しい、踊りのレッスンでは、
振り付けを覚えるのに必死だったり、
激しい踊りに体力を持って行かれたりして、
フロアの方々の気持ちが一体になることも多いです。
そういう時には、
「体育会系っていうのも、たまにはいいものだ」
と感じたりしています。
大人になると、どうしても楽な方に逃げがちですが、
意図して難しい活動を取り入れることで、
他の困難を乗り越えられることもあるのかもしれません。
それもなかなか良いものです。
出来れば、楽しく。
出来るだけ、細く長く。
たまには頭の中を空っぽにして。
まるで学生時代の部活のようなジム生活を、
これからもエンジョイしていきたいと思っています。
明日も素敵な一日になりますように☆