冬菜かしこの「ジムと畑とボランティア」の日々

二人娘は小学生、アラフィフママのどたばたな毎日の記録。

大根についての考察

こんにちは、冬菜かしこです。

今日は割と寒いですが、日中はきれいな青空となりました。

 

本日は大根について。

私が考えていることを書いてみようと思います。

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こちらは、なかなか立派に育った大根です。

 

今年の大根も、真っ直ぐ大きく育つものが多いです。

「とうもろこしの跡地だと深く耕されていて、

まっすぐな大根が育つ」

という記事を読んで、実践してみた甲斐がありました。

「知識って大切」と実感。

 

本に「大根は種を3つほど蒔くとよい」

と書いてあるので、いつもあまり考えず3つ蒔き。

 

「どうして、3つ蒔きが良いのか?」

とはあまり深く考えていませんでしたが、

あるきっかけにより、

「そういう理由があるのかもしれない」

と思うようになりました。

 

それは庭にある、さつきの花木の変化に気づいたこと。

かなり老木になったさつきは、近年ほとんど成長がなく、

新しい葉も増えず、弱っていくように見えていました。

 

ところが、すぐ隣にあじさいに似た木を植え、

その木が思いのほか大きくなりすぎて、

「このままだと、さつきが土の栄養を取られて枯れてしまう」

と心配していたのです。

 

ところがどっこい、なぜか突然、

さつきが見事な薄緑色の新しい葉を茂らせ始めたのです。

 

「なんで?どうして?何が起こったん?」

と首をかしげて、しばらくその理由を考えていました。

 

ずっと考えているうちに、ふとある考えが浮かんできました。

「さつきの隣の大きくなりすぎた木が、長く根っこを伸ばしたために、

さつきの木の根元の土も掘り起こしたのではないか?

そして酸素や水分が届くようになったのではないか?」

 

実際のところ、この仮説を証明することも、裏付ける根拠もないのですが。

自分では、あながち見当違いでもないのではないか、

と思っています。

もし違ったら、とても赤面ものですが。

 

そして、もしこの仮説が正しいならば、

大根の「種3つ蒔き」も同様の事が言えるのでは、と考えました。

 

つまり。

「大根のように大きな根をつける野菜は、

1つの種での土起こしより、3つの種での土起こしの方が、

たくましく土を掘り起こすことが出来る」

ということ。

 

この考えに思い至った時、

「どうして大根は、種を3つ蒔くのか」

の答えが見つかったような気がして、

めちゃくちゃうれしくなりました。

それは、もう。

やったー、みっつけたー、という感じ!

 

『思いがけない発見が、野菜作りの醍醐味』

本当に面白いです。

 

夏の毎日の水やりも、冬の寒い中での収穫も、

全ての苦労が吹く飛ぶくらいの、それは大きな楽しみです。

これだから、畑仕事はやめられない!

これからも、いろんなことを、あれこれ考えながら、

農業を楽しんでいこうと思います。

 

ちなみに、大根は放っておいたらきれいな白い花が咲きます。

それは1本1本がとてもボリュームがあり、

「たくさんの大根の花々が咲くと、

まるで天国みたいにきれいな景色」

と表現する人もいるくらいです。

 

私は間引きした大根を庭に植えています。

根っこは育たないだろうけど、

花は咲くだろうと思っています。

何本か植えているので

「天国みたいにきれいに」

なるといいなと思っています。

 

明日も素敵な一日になりますように☆