こんにちは、冬菜かしこです。
今日は割と寒いですが、日中はきれいな青空となりました。
本日は大根について。
私が考えていることを書いてみようと思います。
こちらは、なかなか立派に育った大根です。
今年の大根も、真っ直ぐ大きく育つものが多いです。
「とうもろこしの跡地だと深く耕されていて、
まっすぐな大根が育つ」
という記事を読んで、実践してみた甲斐がありました。
「知識って大切」と実感。
本に「大根は種を3つほど蒔くとよい」
と書いてあるので、いつもあまり考えず3つ蒔き。
「どうして、3つ蒔きが良いのか?」
とはあまり深く考えていませんでしたが、
あるきっかけにより、
「そういう理由があるのかもしれない」
と思うようになりました。
それは庭にある、さつきの花木の変化に気づいたこと。
かなり老木になったさつきは、近年ほとんど成長がなく、
新しい葉も増えず、弱っていくように見えていました。
ところが、すぐ隣にあじさいに似た木を植え、
その木が思いのほか大きくなりすぎて、
「このままだと、さつきが土の栄養を取られて枯れてしまう」
と心配していたのです。
ところがどっこい、なぜか突然、
さつきが見事な薄緑色の新しい葉を茂らせ始めたのです。
「なんで?どうして?何が起こったん?」
と首をかしげて、しばらくその理由を考えていました。
ずっと考えているうちに、ふとある考えが浮かんできました。
「さつきの隣の大きくなりすぎた木が、長く根っこを伸ばしたために、
さつきの木の根元の土も掘り起こしたのではないか?
そして酸素や水分が届くようになったのではないか?」
実際のところ、この仮説を証明することも、裏付ける根拠もないのですが。
自分では、あながち見当違いでもないのではないか、
と思っています。
もし違ったら、とても赤面ものですが。
そして、もしこの仮説が正しいならば、
大根の「種3つ蒔き」も同様の事が言えるのでは、と考えました。
つまり。
「大根のように大きな根をつける野菜は、
1つの種での土起こしより、3つの種での土起こしの方が、
たくましく土を掘り起こすことが出来る」
ということ。
この考えに思い至った時、
「どうして大根は、種を3つ蒔くのか」
の答えが見つかったような気がして、
めちゃくちゃうれしくなりました。
それは、もう。
やったー、みっつけたー、という感じ!
『思いがけない発見が、野菜作りの醍醐味』
本当に面白いです。
夏の毎日の水やりも、冬の寒い中での収穫も、
全ての苦労が吹く飛ぶくらいの、それは大きな楽しみです。
これだから、畑仕事はやめられない!
これからも、いろんなことを、あれこれ考えながら、
農業を楽しんでいこうと思います。
ちなみに、大根は放っておいたらきれいな白い花が咲きます。
それは1本1本がとてもボリュームがあり、
「たくさんの大根の花々が咲くと、
まるで天国みたいにきれいな景色」
と表現する人もいるくらいです。
私は間引きした大根を庭に植えています。
根っこは育たないだろうけど、
花は咲くだろうと思っています。
何本か植えているので
「天国みたいにきれいに」
なるといいなと思っています。
明日も素敵な一日になりますように☆