こんにちは、冬菜かしこです。
今日から立春ですがその言葉通り、青空が広がり暖かい日差しの一日でした。
本日は市民農園に行かなかったので、ちょっと私の野菜作りの学び方のお話です。
私の祖父母は稲作や畑作をしていたので、子供の頃は田んぼに入ったり、
畑の収穫を一緒にしたりしていました。
でも大人になってからは、両親は畑仕事をしていなかったので、
誰にもほとんど教えてもらうことはなかったです。
そんな私の野菜作りの先生はもっぱら「本」でした。
最初に読んだのは、初心者用のこの本です。
この本には、各野菜ごとの特徴や、栽培ポイント、種まきや苗の植え付け時期、
収穫時期、などが丁寧に書かれています。
土づくりや肥料などは専門的な内容の為、参考程度にしていますが、
種の間隔の開け方、間引きの仕方、育て方の注意ポイントなど、
とても参考になっています。
最近は自然農法にも関心があるので、
図書館で借りて、こんな本も読みました。
私が自然農法というやり方を知ったのは、全くの偶然です。
たまたま書店で見かけた「ぐうたら農法」という本がきっかけでした。
もともと私は、畑仕事は大変な労働だと感じていました。
特に、重たい牛糞をホームセンターから市民農園まで自転車で運ぶのが大変で、
どうにか楽できないかと考えていました。
そんな時に出会ったのが「ぐうたら農法」の本でした。
でもその内容を見て、とても驚きました。
「ぐうたら農法」というのは「自然農法」のことだったのですが、
それは私の思う「畑の重労働」から解放された方法だったのです。
自然農法のやり自体方は、
まるきり一つに決められているわけではないようですが、
大まかには、こんな感じです。
畝立ては最初の一回。
農薬もまかず、肥料もやらず、水やりも最小限。
草抜きもほとんどせず、刈った草を野菜の足元にかぶせておくだけ。
「こんなに何もしなくていいの?」
と半ば半信半疑でしたが、
もしもこれで野菜が出来たらすごく助かります。
たくさんの自然農法の本を読んで、
その理論を面白いと感じ、
その理屈が腑に落ちて、
「試しにやってみよう」
と考えるようになりました。
ということで、今年の冬から始めてみました。
白菜、キャベツ、大根は、今のところ順調に大きくはなっているようです。
ネギやほうれん草はなかなか大きくなりませんが、
これは植える時期に問題があったのかもしれないので、
失敗だと決めずに、保留にしておこうと思います。
まだ始めたばかりで、上手くいくかどうかは分かりませんが、
細く長く、畑仕事を続けていくために、
なんとか「自然農法」でやっていけたらいいなと思っています。
市民農園には、多くの人が、それぞれのやり方で畑をされています。
有機肥料を入れたり、化学肥料をまいたり、
中には少量の農薬スプレーをする人を見かけることもあります。
自分以外のやり方をされている畑を見ると、
「そういう方法でされているんだ」
と驚くこともあります。
そして、
「人それぞれ、いろいろなやり方があるのだな」
と改めて、畑仕事の多様性というものを感じたりもします。
それでも、
「趣味としての畑仕事」
をやっているの方の目的の一番は、
「畑仕事を楽しむこと」
だと思っています。
だから、多少のやり方の違いあったとしても、
「ひとそれぞれ」
だと思っています。
「こうあるべき」
という偏った考え方は、
出来るだけしないように心がけています。
そして私も、
「娘たちと一緒に、畑と野菜を楽しむ」
という一番の目的を忘れず、
これからも楽しくやっていこうと思っています。
明日も良い一日でありますように☆
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お知らせです。
今まで子供の話もこのブログで書いてきたのですが、
「子供の話を思いっきり書きたい!」
との思いが強くなりましたので、
別のブログに分けることにしました。
新しい子供の話のブログは、
『冬菜かしこの「小学生と遊んでみたり、学んでみたり」の日々』
というものです。
もし子供の話がお好きな方は、見ていただけたら嬉しいです。
これからも、どうぞ、よろしくお願い致します。
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