冬菜かしこの「ジムと畑とボランティア」の日々

二人娘は小学生、アラフィフママのどたばたな毎日の記録。

【ボランティア】最近の生け花、その2

 

さて、さて、前回の続き。

たまりにたまった生け花ボランティアのご報告。

 

こちらは、薄い緑のユーカリの丸い葉に、薄紫のストック、白いかすみそう、

というシンプルな組み合わせ。

やはり、薄い緑とピンクは好相性だね。

少しさみしいくらいの色味ですが、丸いユーカリと、点々となる白いかすみそうが、

かわいいアレンジ。

 

こちらは、なんとも大胆な生け方。
放射線状に伸ばした梅のつぼみと、それをまとめる起点にピンクのカーネーション

そしてそれらをつなぐ白いカラーと、足元にはたりない緑を菜の花の葉で補っている。

ともすればバラバラ感になるところが、菜の花の葉がいい仕事をしてくれている。

たまにはこういうはっきりした色味も楽しい。

 

こちらは、残ったお花のアレンジ。

白いストック、スイートピーと黄色いカーネーション、淡いイメージのピンクのアストロメリアと、そこにかわいく猫柳。

かざらないお花のアレンジ。

 

こちらは、ぼたんのつぼみと矢車草、なでしこ、スイートピー、ミニバラ。

いろいろな色があり、少しまとまりが足りないかなと思ったりしている。

でも、ぎぼうしの葉がなんとなくまとめてくれて、

重宝な葉だな、と改めて感心。

つぼみの花は、開花した様も想像することが大切なので、

花のボリュームは、ちょっと抑えめに生けていった。

 

こちらは、黄色とくすみピンクのルピナスがメイン。

足元の赤い花、上の白い花、ともに花と形が大好きだ。

好きな花を入れたらこうなりました、という感じ。

楽しかったね。

 

こちらは、あまり花材でのアレンジ。

とにかくぽんぽんと入れていった。

色んな色があるので、ごちゃつき感が出ないように、

上には薄い色、軽い花びら、下には濃い色の花、しっかりとした葉のものを、

入れて落ち着きをだしてみた。

 

こちらは、とにかく赤い花を手に取って、「やってやるかー」という感じで、

挑戦した一鉢。

自分で言うのもなんですが、大してうまくはないし、

今見てもやっぱり美しいとは言い難い。

もっと上手に花を活かす方法があったのではないかと思う。

とはいえ、こういう挑戦の姿勢も、自分には必要かなと思っている。

同じ間違いをしないよう、次につながるように、

今回の事は次回への糧にしていきたいな。

 

こちらは、とにかくオレンジの元気な色を活かして、周りは白と緑に統一した。

太いの茎は節があり、テンポが出るので、オレンジと合わせて、

まるで音楽を奏でるように、軽やかさを出してくれた。

周りの黄色と白の小花たちも、バラの周りをダンスしているよう。

今回ばかりは、なぜか音楽が流れているように感じた一鉢だった。

 

こちらは、余った花材のアレンジだが、

このころは自宅の庭のバラが最盛期だったため、

残り花材はボランティア仲間の方に優先してもらっていただき、

私は少なめにした。

そして庭のバラと頂いて帰ったトルコ桔梗で生けてみました。

切りたてのバラはやはり元気がいい!

「バラが咲いた、バラが咲いた♪」

と歌いたくなるようなバラの花瓶。

 

こちらは、とにかく下向きに咲いている紫の花、「花魁のキセル」を

活かしたくて工夫してみた。

太いの茎はさりげなく後ろに並べて、シャクヤクはつぼみなのでわき役として太いの前に、あとは白い菊だけにして、色味をおさえ、花魁のキセルが生きるようにした。

珍しい花は、それを活かしてあげたい。

なぜならめったに会えないから。

花も人も、一期一会を大切にしたい。

などと思って見たりした。

 

さて、今回はこんな感じかな。

駆け足で生け花を披露してみた。