冬菜かしこの「ジムと畑とボランティア」の日々

二人娘は小学生、アラフィフママのどたばたな毎日の記録。

主人の実家に帰省

こんにちは、冬菜かしこです。

いやはや、寒波が半端なくて、雪がちらついていて、

寒い年越しとなりました。

 

二泊三日の主人の実家帰省は、静かなものとなりました。

二年前のコロナ直前の正月帰省には、義理両親が暮らしていた主人の実家でしたが、

今回は誰もいない家への帰省となりました。

 

数か月前、義理の両親は心身の不調により、医療付き老人ホームに入居しました。

その時にも、私はかなり動揺していましたが、

今回は実際に家に入ってみて、義理両親不在の実感をすることになり、

何とも言えない虚無感にかられました。

 

今までも、年に数回ほどしか帰省しておらず、

ほどほどの交流をする程度だったのです。

喧嘩したわけでもなく、かと言って、大の仲良しと言うわけでもなく、

ほどほどの距離間の付き合いをしていたにすぎません。

 

それでも、気が付けばいろいろな思い出が浮かんできて、

胸がつまり、頭の中が混乱していきました。

 

母の日にホームセンターでお花をプレゼントしたこと、

ファミリーレストランでランチをしたこと、

デパートでパフェを食べたこと、

一緒に押し寿しを作ったこと、

スパニッシュオムレツを作ってもらったこと、

スーパーでお正月材料の買い出しをしたこと、

一緒に庭の草取りをしたこと。

 

「今年は寒いから、帰省しない方が良い」と、

何年かに一回は帰省を断り、

こちらの心配をしてくださっていました。

 

私はいつもいつも喜び勇んで帰省していたわけでもなく、

時にはおっくうに思うこともありました。

 

二年前の帰省も、少しおっくうに思っていたのです。

半分、嫁の義務のように感じて、主人にくっついて行ったのです。

それが、主人の実家で、義理の両親と過ごせる最後の帰省だとも知らずに。

 

「人と人の別れはいつも突然やってくる」

数えきれないくらいの先人の書物に書いてあることなのに、

頭にも胸にも刻み込まれていることなのに、

どうしてもっと、毎回の帰省を大切にしなかったのか。

 

老人ホームで面会した義理の両親は、

義理の父は元気なく、義理の母は元気でいるものの、

面会の10分が過ぎてもいつまでも話を終わろうとせず、

名残惜しそうに振り返りながら部屋に戻っていきました。

 

決してできた嫁ではないですが、

「たくさんの思い出をいただいたことに感謝しよう」

と思いました。

 

「これからは、後悔のない交流をしたい」

今の私の決意です。

 

明日も良い一日になりますように☆