こんにちは、冬菜かしこです。
今日は青空に白い雲がぽっかりと浮かび、
何とも言えないかわいらしさでした。
さて私は昨日と今日、ピアノ教室の先生に連絡し、
ピアノ教室通いを再開しました。
二年ほど前から、近所のピアノ教室に通っていて、
毎週一回、ピアノを習っていました。
習い始めたきっかけは、長女のピアノ教室の楽譜です。
長女は小学一年生の春にリトミックを始め、
半年ほどでリトミックからピアノに切り替わりました。
最初は「赤のバイエル」という子供むけ教本なので、
ものすごく簡単な曲を弾いていました。
長女の弾く楽譜は、小学一年生用の為、
かなり簡単な譜面。
大きなオタマジャクシの楽譜が、
点々と書いてある程度。
誰が見ても、メロディーが浮かんでくるような、
初歩の初歩の初歩のもの。
あんまり簡単そうなので、思わず、
家にあった電子ピアノで弾いてみたくなったのです。
はじめは、おそるおそる。
ポン、、ポン、、ポン、、と。
でも次第に、テンポよく、リズミカルに、
ポン、ポン、ポポン、ポポポンポン、と。
その内に、「ピアノ、いけるかもしれない」
と言う感覚がおそってきて、
なんだかよく分からないうちに、
毎日、数時間もピアノを弾き続けていました。
その結果、夜寝る前に「右の腕が筋肉痛だ。なんだろう?」
というほどになり、そこでようやく、
「ピアノを弾きすぎだ」
と思い当たり、少しペースを落としたぐらいです。
気が付くと、ちょうちょ、かっこう、月の光と、
弾けるようになっていました。
もともと音楽も楽譜もてんでダメダメな私は、
自分がピアノを弾くことなんて、
全く考えていなかったのです。
でも一曲ずつゆっくりと弾き進めていくうちに、
気が付けば、バイエルの教本も三冊目に入っていました。
ところが。
いきなり、弾けなくなりました。
「どうやったら、この曲弾けるの?全く進まない」
と言う感じ。
指使いが全く分からないのです。
曲のレベルが上がっていき、難しくなったのです。
どこをどうやって弾いたら良いのか、
全く見当もつかなくなったのです。
自分でも確信が持てるほど、
「独学では、ここが限界」
だと痛感しました。
そして、ここでピアノをやめるか、思い切って習い始めるか。
決断しようと思いました。
自分一人では決められないと思ったので、
最終的には主人や娘達にも相談した結果、
習い始めることにしました。
ただし、娘たちの通うピアノ教室は自宅から少し距離があり、
自転車で通いたい私には、あまり向いていませんでした。
そこで、近所にある別のピアノ教室に行くことにしました。
自転車で2分、雨の日は傘をさして歩いて10分、
車に乗らない私にとってはありがたい教室でした。
そして教室は違えど、長女も私も同じような進捗状況で習っているので、
お互いに励ましあいながら練習していきました。
でも習い始めて一年半ほど経ったころ、
ピアノ教室をお休みすることにしました。
実家のお手伝いに通うのが忙しくなったのです。
最初は、長くても2,3か月休みだけの予定でしたが、
実家のお手伝いが思いのほか大変で、
毎週一回、多い時期は毎週二回通っていて、
ピアノを弾く心の余裕がなくなってしまい、
結局半年間も休んでしまいました。
でも、このままだとそのうちにピアノで曲を弾くことが出来なくなる、
今まで覚えたものが失われてしまう、
という焦りが出始め、ついに再開することにしました。
この半年間ほとんどピアノは弾いていません。
だからすっかり指使いなど忘れてしまっています。
それでも、やはり自分で曲を弾ける嬉しさを思い出したいのです。
今はまだ忙しいので、月二回のレッスンをお願いしていて、
少しゆっくりではありますが、
二月からピアノを再開します。
ちゃんと弾ける自信がなく、ちょっと怖いような、
ちょっと恥ずかしいような、変な気分ですが、
今の自分の精いっぱいの力で弾いてみようと思います。
かっこつけても、所詮、私は私。
等身大の自分で、やっていこうと思います。
でも、緊張しそうですー!
明日も素敵な一日になりますように☆