いつも楽しく綴っている当ブログだが、
もうすぐ2年が経過する。
しかし今もって、アクセスゼロという弱小具合。
1週間に一個くらいは、アクセスがあるが、
それでも、平均すると、ほぼゼロ状態。
今まではそれでも、初心者だからということで、
自分を納得させていた。
でも今年の12月で丸2年を迎えるブログとなると、
話は変わってくる。
まあまあ、がんばって書いてきたけど、
そのわりには数字に反映されていないなと。
なんでかなーと思っていると、
どうやら、私は、
「いろいろな書き方が混在しているのでは?」
ということに気が付いた。
今までも、うすうすは感じていたのだが、
「初心者なもので、いろいろ、模索中」
と自分をなぐさめていたのだ。
それでもそろそろ初心者の看板は通用しなくなりそうで、
ちょっと立ち止まってみようと思い立った。
今までのブログを見て見ると、
「最近、こんなことがありました」と日記風の時もあれば、
「小学生の工作はこんなふうです」と手順説明の時もあれば、
「雨の日に哲学的に思いました」とエッセイ風の時もある。
いずれも自分の思ったことを、そのまま綴っているのだが、
多分、当ブログを訪れた人は、
「結局、なんのブログなん?」と
とまどってしまうような気がする。
いわゆる、一貫性がない、というものだ。
どれも日常の良い思い出であり、
読み返すと懐かしくて、
「こんなことがあったなー」
とうれしくなる。
でも、それと同時に、
「自己満足ではないかなー?」
とも思ったりする。
実際、私も誰かのブログを見て、
「うーん、日記ですね」と思い、
1回見ただけで終わったブログってたくさんあった。
自分は気持ちよく書いているけれど、
そこにペルソナは存在していない。
いるのは、自分のブログに自己満足している自分だけ。
それはそれでいいと思う人もいるかもしれないが、
私は違う。
アクセスは少なくてもいい。
とは思うが、出来れば、
なにか人の心に残るものを書きたいと思ってしまうのだ。
大きなことは出来ないけれど、
くすっと笑ってもらったり、
すこし心が軽くなったり、
そうして少しでも気持ちが動いて、
「このブログを読んでいると、楽しい」
と思ってもらえたら、うれしいなと思うのだ。
そこで、自分自身で考えてみた。
一体私は何がしたいのか?
どんなブログを書いていきたいのか?
書いていて楽しいのは何なのか?
日々の日記風ブログは、ネタが尽きないので、
正直、助かる。
家族がいれば、それだけで、
いろんなことが起きるし、
自分自身、多分、
書いていて一番楽だし、自由。
でも、その反面、
読み手が楽しいのかと言うと、
かなり不安。
アクセスゼロが物語っているように、
読む人、ほとんどいないかもしれないね。
次に、工作などの手順説明ブログは、
一応、読者を意識してい書いたものだが、
実はあまり得意ではない。
決まりきったことを書くのが、
苦手なのだ。
写真をいっぱい入れて、
分かりやすさも重視して、
読み手の方がすんなり理解できるようにと気を遣い、
結果、私は疲れる。
これをずっと続けるとなると、
しんどいような気がする。
最後に、エッセイだが、
これは非常に、楽しい。
自由に書くというのが、多分、自分に合っているのでしょう。
気持ちが動いた時に、
「書きたい!」という衝動に駆られて、
次々に文を紡いでいき、
気が付いたら、大泣きしながらブログを書いていた、
ということも一度や二度ではない。
そして書き終えてからの充足感たるや。
言葉にならない。
やはり、好きなんだろうね。
ということで、結論。
エッセイを書いていきたい、と思った。
理由は単純明快。
だって。
好きだから。
ただ、それが好きだから、だ。
自分の心が動いたものを、
そのまま綴っていくような、
エッセイを書いていきたい。
美しいものを見た時、
悲しい気持ちになった時、
お腹を抱えてげらげら笑った時、
誰かを支えたいと決意した時。
それぞれに、自分で一所懸命に考えて生きて来たことを、
文章にしていきたいと思った。
誰も見なくても、
やっぱり私は書いていきたい。
なぜなら、書いていくことで、
自分の頭と心が、整理されていくような感じがするから。
今まで書き溜めていたものを、
削除するのは忍びないけれど、
それも自分の求めるものを作るためには、
必要なのかもしれない
ということで、
これからは、エッセイブログとして、
生まれ変わっていこうと思う。
日々のつれづれではなく、
自分の素直な感情を、
綴っていこうと思う。
新しくなった当ブログ。
これからもどうぞ、ごひいきに。