冬菜かしこの「ジムと畑とボランティア」の日々

二人娘は小学生、アラフィフママのどたばたな毎日の記録。

自分の実家に帰省

こんにちは、冬菜かしこです。

今日は青空の見えるあたたかな一日でした。

 

新年二日目は、私の実家に帰省しました。

自宅から車で一時間程の、隣の市にあるごく普通の住宅地の住宅です。

 

うちの実家は、老化が始まった父と、

最近ぎっくり腰で体調があまり良くない母の二人暮らしです。

一か月半前からぎっくり腰になり買い物ができない母の代わりに、

ほぼ毎日、隣町に住む妹が実家に通ってくれています。

おかげさまで両親はなんとか二人で暮らせていて、本当に妹に感謝しています。

 

母からの希望で、お正月は私の家族4人で訪問することになりました。

あまり動けない母は「美容院にも行けなかった」と、

ボサボサの白髪を気にしていましたが、

二人娘はそんなこと微塵も気にせず、母になついていました。

 

うちは普段から、人生ゲームやオセロ、トランプなどをして遊んでいて、

今日も母と私達との5人でトランプをして遊びました。

トランプならば母も参加できるので、楽しく過ごしました。

 

そのうちに母が、老人ホームに入居した主人の両親の近況について尋ねてきたので、

私の思いを伝えました。

「義理の両親は肌つやは良いものの、やはりさみしいとは思う。

だから、娘たちの写真や手紙を送ってあげて、

時々、こちらの事を教えてあげようと思っている」

 

すると母から、意外な答えが返ってきました。

「そんなに、こちらのことを色々教えてあげたりしなくていいと思うよ。

あちらのご両親は、今は老人ホームに住んでいて、

その職員さんと生活しているのだから。

 

あなたが自分の家族のことを教えてあげたとしても、

あちらのご両親にとっては、

ホームの職員さんと仲良くすることの方が大切なことなのよ。

だって毎日一緒にいるのだから。」

 

目からうろこが落ちました。

私は自分からの視点しか、考えていなかったのです。

義理の両親の日常にまでは、気づいてあげられていませんでした。

「遠くの親戚より、近くの他人」という言葉もあります。

指摘されてはじめて、毎日一緒にいる人との関係性の方が大切だと気付きました。

 

さすがは義理両親と同年代の実家の母、よく分かっていらっしゃる。

実家の母がいてくれて、こうして助言してもらえることが、

本当にありがたかったです。

 

義理両親の老人ホーム入居も、実父の認知症も、実母のぎっくり腰も、

色々考えることが多く、大変だと思うことも多いです。

ですが、これは自分に新たな気づきをくれる機会なのだと思います。

この状況を、自分を成長させるための大きな課題だと受け止め、

前向きに捉えていこうと思います。

 

逆境も、自分のためのばねにする。

『転んでも、ただでは起きない』

最近の私の好きな言葉です。

 

明日も素敵な一日になりますように☆