こんにちは、冬菜かしこです。
今日も風のない、あたたかな日差しの一日でした。
今日は数日前から気になっていた前髪を、自分で切りました。
視界を遮り、目元の皮膚にあたる、うっとおしい前髪。
3センチほど切ったおかげで、視界は良好だし、
顔にかかることもなくなり、ストレスも減りました。
ついでに後ろの髪も、自分で切りました。
背中の真ん中あたりまで、だらりと伸びた後ろ髪。
毛先の痛みが激しく、枝毛になった髪の先がさらに枝毛となる、
「枝毛+枝毛」で、すでにお手上げ状態だった後ろ髪。
5センチほど切ったおかげで、指通りもすっきりだし、
毛先を見て重い気分にならなくなり、気分爽快になりました。
子供の髪を自分で切る人は、多いのではないかと思います。
散髪屋さんでも機嫌次第でぐずるし、子供自身がそれほど品質を求めないし、
二人いれば二人分の料金がかかるし。
私もずっと子供の髪は自分で切っていて、
それが普通だと思っています。
でも自分の髪を自分で切る人、
しかも前髪だけでなく、後ろ髪も切る人って、
意外と少ないのではないでしょうか。
私も半年前だったか、一年前だったか、
初めて自分で後ろ髪を切った時には、
わりと勇気がいりました。
自分で切って、おかしな髪形にならないか。
毛先がガタガタになって、人に笑われないか。
娘の通う小学校でボランティアをしているので、変な評判が立たないか。
でもいざ自分で前髪も後ろ髪も切ってみれば、
さして誰も何も言いませんでした。
どうやら自分が思っているほど、
人は私のことなど見ていないみたいです。
それがさみしいという人もいるでしょうが、
私の場合は気楽になりました。
自分で髪を切る一番の理由はもちろん、節約の為です。
美容院代を考えると、さすがに自分の散髪で数千円は考え込みます。
とはいえ節約目的だけで自分で切ると言うのも、
それはそれで味気ないものです。
そこで、天秤にかけてみました。
美容院代を払って、プロ品質のカットで「きれいに」切ってもらうこと。
無料で、さして上手ではない自分のカットで「バッサリ切る快感」を得ること。
それらを比べた時、今日は後者が勝ちました。
前回自分で切った時の「ジョキジョキとした、バッサリ切る快感」が、
やはり忘れられなかったのです。
赤ちゃん用の小さなハサミで、傷んだ毛先を5センチほど、
ジョキジョキと思い切り切る。
バサバサと洗面所に落ちる髪を見て、
「やったねー、切ったねー、もう後戻りはできないねー」
と痛快さを感じました。
「節約目的」だけだと、さみしい気持ちになるかもしれない。
でも「髪を切る快感を得る」と考えると、
自分で髪を切るというのは、なかなか良いものだと感じています。
『ものは考えよう』という言葉を実感しますね。
髪が軽くなった分、心も軽くなったように思います。
明日も楽しい一日でありますように☆