冬菜かしこの「ジムと畑とボランティア」の日々

二人娘は小学生、アラフィフママのどたばたな毎日の記録。

町の小さな絵本屋さん

f:id:kashikofuyuna:20220125162949j:plainこんにちは、冬菜かしこです。

今日も朝から雲がかなり広がっている寒い日でした。

 

朝10時半頃、小学校の読書ボランティアの方に教えていただいた

「町の絵本屋さん」に行ってきました。

駅近の住宅街の路地沿いにひっそりと建っているそのお店、

店内はちょっと広いリビングダイニング、と言った感じでしたが、

全ての壁沿いに、表紙をこちらに向けた絵本がずらりと並んでいました。

 

普段から、本をぎゅうぎゅうに詰め込んでいる本屋さんに行くたびに、

「背表紙しか見えないから絵本が選びにくい、残念」と思っていた私は

「表紙が見えるように飾ってある!そうこなくっちゃ!」と心の中で歓喜しました。

 

私が入店したのは開店して数十分しか経っていない時間でしたが、

それにもかかわらず、すでに先客がおられて、

店主の方と色々とお話をされていました。

どうやら絵本に関する資格を取りたいようで、

色々教えてもらっているようでした。

 

「すごいなー」と思って見ていると、

私の連れの読書ボランティア仲間の方が少し遅れて入店してきて、

一緒に話を聞き始めました。

でも少しすると私の連れの方も、皆さんに向かって、

「私も絵本の資格取得を考えています」との発言をされていて、とても驚きました。

 

店主の方と、先客の方と、連れの読書ボランティア仲間の方。

お三方とも絵本の資格を持っていたり、資格を取ろうとしていたり。

とても絵本への情熱がある様子。

そこまで深く考えたことがない私は、

皆さんのお話に、その熱量に圧倒されて、ただただ聞く側になっていました。

 

それでも、こうした絵本に対する思いの深い方に出会えたことは、

とても幸運なことだという気がしています。

今までの自分にはなかった絵本への熱量なので、

とても良い刺激になりました。

寒い中、えっちらおっちら、自転車で15分ほどかけて行った甲斐がありました。

 

そして、一通りお話に花が咲いた後、絵本をぐるっと一周見て回り、その後、

店主の方の勧めで「紅茶と、チョコとアーモンドのスコーン」をいただきました。

紅茶はとても飲みやすく、スコーンはあったかくてとてもおいしく、

どちらも体に優しいお味でした。

 

今日はおしゃべりに夢中になりすぎて、

気が付けば滞在時間が3時間近くになっていました。

楽しい時間は、あっという間です。

お昼ご飯を食べることすら忘れていたほどでした。

 

その間、5グループ、延べ8人のお客さんが入店されました。

平日の午前中だと言うのに、次々と来店するなんて、

やはり、人気のある絵本屋さんなんだなーと、改めて思いました。

 

今日はおしゃべりばかりで、ほとんど絵本選びは出来ませんでしたが、

次は一人で来店し、のんびりまったり

 


本を見て回りたいと思いました。

 

かわいい店内と、お話し好きな店主の方と、おいしい紅茶とお菓子と、

たくさんの楽しそうな絵本と。

こんなに居心地の良いお店は久しぶりです。

お気に入りのお店が出来て、とても幸せな一日でした。

 

明日も素敵な一日になりますように☆