冬菜かしこの「ジムと畑とボランティア」の日々

二人娘は小学生、アラフィフママのどたばたな毎日の記録。

48年前の絵本

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こんにちは、冬菜かしこです。

今日は青空と雲のある、やはり寒い日でした。

 

今日は午後からは大型ショッピングモールに行きました。

子供がお年玉で、自分の好きなおもちゃを買いたいとのことでした。

 

長女は、ルービックキューブの「2×2版」を買いました。

すでに「3×3版」は持っています。

「3×3版」は一面が9分割ですが、「2×2版」は一面が4分割です。

どう考えても、今持っている「3×3版」の方が難しいはずです。

 

「なぜ、わざわざ難易度の低いものを買うの?」と聞いてみたのですが、

「いろんなバージョンを試したいから」とのこと。

 

でもなー、難しい方を持っているんだからなー、

わざわざ買わなくてもいいんじゃないかなー、なんて思ってしまう。

「これを買う意味って、どうなん?」

と思うのは、私だけなんだろうか、うーん。

 

次女は、海外で流行っているらしい原色の元気な女の子の人形でした。

ユーチューバーの方が楽しそうに遊んでいるのを見て、

自分も楽しく遊んでみたーい、とのこと。

「ママ、一緒に遊ぼー」と、今からノリノリです。

 

お年玉は郵便貯金にするか、子供に渡すか迷っています。

ひとまず、子供に渡していますが、

無駄遣いしすぎるようなら、貯金しようと思っています。

子供のお金の教育、難しいところです。

 

さて話は変わりますが、昨夜ちょっと嬉しいことがあったので、

長くなりますが、書いちゃいます。

 

それは、昨夜のこと。

最近「イソップ、グリム、アンデルセン童話」にはまっている私と二人娘。

すでに今月だけで3冊の本を購入し、読み終えています。

新しい本が欲しいと言われ、また購入しようかと思っていたのですが、

話を聞いた主人から「買いすぎじゃないですか?」との言葉が。

 

確かにひと月に絵本3冊は結構なペース、結構な金額。

かと言って、図書館に借りに行っても、数週間で返却しなければならず。

どうしたものかと思案した結果、

私が実家から持って帰っていた絵本を読むことにしました。

 

二人娘に読んでもらいたくて持ち帰った、私の子供のころの絵本。

何度も、何度も、何度も、何度も。

話も絵も本の感触も、覚えきってしまうくらい読んでいた、大好きな絵本。

 

実家の母はおおざっぱな性格で、保管方法も適当なため、

すでに経年劣化をしていて、見た目はかなり古めかしい絵本。

 

娘たちに読んでもらいたくて、実家から持ち帰り、

自宅の本棚においていた絵本。

 

案の定、二人娘は手に取って読むことはありませんでした。

 

昨夜寝る前に「ママの子供のころの本を読みます」と言っても、

最初はほとんど関心はありませんでした。

 

だから。

「買った本は新しいけど、市立図書館で借りた本は古いよね?

でも借りてきた本は、古くても読んでいるよね?」

と少し私の見解を述べてみました。

でも最初は、やはり乗り気ではありませんでした。

 

ところが「アリババとどろぼう」を読み進めていくうちに、

だんだん興味を示し始めました。

私の手元に前のめりになり、目でずっとページを追い始めました。

ドアに印をつけるシーンでは、長女は声をあげて笑っていました。

 

そして、読み終えて布団に入ってから、次女が言いました。

「ママ、今日の絵本のお話、私大好き」

 

そうなんですよね。

こどもって、そうなんですよね。

その本の本質、お話の面白さを見抜く力があるんですよね。

 

本のキレイさだとか、流行だとか、人に褒められるだとか、

賢くみられるだとか、自慢できるだとか。

 

そういうものを超越して、自分の感情を優先することができる強さを、

持っていたりするんですよね。

 

私の子供の頃の絵本が、

48年前の古い昭和の絵本が、

令和の時代に今の子供たちに感動を与えられる。

 

いやはや、うれしい限りです。

これからも、読んでいきたいです。

 

明日も楽しい一日になりますように☆